July 15, 2011 / 12:33 AM / 7 years ago

UPDATE3: 米グーグル<GOOG.O>第2四半期は36%増益、予想上回り株価上昇

 

 *大幅増収で、コストなどに関する懸念が後退

 

 *時間外取引で株価急伸、2010年の水準を回復

 

 *SNS「グーグル+」の登録者数が1000万人超に

 

 *グーグルの新製品、多大なビジネス生み出す可能性=CEO

 

 [サンフランシスコ 14日 ロイター] インターネット検索サービス大手の米グーグル(GOOG.O)が14日発表した第2・四半期決算は、前年比36%の増益となり、市場予想を上回った。経費は引き続き拡大傾向にあるが、同社株は時間外取引で12%超上昇した。

 純利益は25億1000万ドル(1株当たり7.68ドル)となり、前年同期の18億4000万ドル(同5.71ドル)から増加した。

 特別項目を除いた1株当たり利益は8.74ドルとなり、アナリスト予想(7.85ドル)を上回った。

 純売上高は69億2000万ドルと前年比36%増加した。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想は65億5000万ドルだった。

 

 スタイフェル・ニコラウスのアナリスト、ジョーダン・ロハン氏は「今回の決算で、グーグルは引き続き成長企業とみなされるべきだ。モバイル検索サービス、アンドロイドOS、アドエクスチェンジ、YouTube、それ以外の中核となるサーチビジネスは全てうまくいっている。グーグルはもはや一つの部門だけにたけている企業ではない」との見方を示した。

 さらに「注目すべき数字は一般会計原則(GAAP)に基づく数字だ。前四半期同様かなりの新規採用を行い、積極的に投資を行った」と語った。

 

 経費の拡大が利益率を圧迫するとの懸念が投資家の間ではあった。第2・四半期の営業経費は前年比49%増の29億7000万ドルとなり、売上高の約3分の1だった。

 ただ、アナリストは、売上高の伸びがコストの増加による影響を緩和する、と指摘する。

 BGCパートナーズのアナリスト、コリン・ギリス氏は株価上昇に関して「売上高の伸びは新規採用や経費の問題を解決する。良い決算だ。ただ、利益率は引き続き低下している」と語った。

 

 ラリー・ペイジ最高経営責任者(CEO)は、アナリスト向けの電話会議で、立ち上げて2週間ほどの新たなソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「グーグル+」が好調なスタートを切ったことなど、さまざまな分野における進展をアピール。「グーグル+」への登録者が1000万人超になったことを明らかにした。

 グーグルは現在、商慣行に関する調査を米連邦取引委員会(FTC)から受けており、同社への規制上の監視が強まっているが、アナリストはこの問題には触れず、グーグルのさまざまな事業戦略に焦点を当てた。

 ペイジCEOは「われわれは依然として、やろうとしていることの初期段階にある。弊社の新製品は検索事業と同様、長期的にグーグルにとって多大な新ビジネスを生み出すことが可能だ」と語った。

 新規採用に関しては、必要な水準をやや上回っている可能性があるとの認識を示した。グーグルは第2・四半期に約2450人を新規採用。6月30日時点の従業員数は2万8768人となっている。

 CEOはまた、最近行った全社での10%昇給が、従業員の維持に予想以上の効果をもたらしたと指摘した。

 米株市場通常取引終了後の時間外取引で12.3%急伸し、594.50ドルと、年初につけた水準をやや上回った。

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