October 10, 2007 / 7:12 AM / 11 years ago

〔ロイターサミット〕新規顧客拡大などで急成長が可能=三菱UFJメリルリンチPB証券

 [東京 10日 ロイター] 三菱UFJメリルリンチPB証券(東京都中央区)の岡林淳二・最高経営責任者(CEO)は10日、同社で手がけている富裕層向けビジネスについて、新規顧客の拡大と既存顧客の預かり資産増加の両面が期待でき、今後は急激な成長が可能との見通しを示した。富裕層向け資産運用ビジネスを提供する金融機関幹部や専門家を集めた「ロイター・ウエルス・マネジメント・サミット」で語った。

 同証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T)とメリルリンチ日本証券の合弁会社で、富裕層向けのプライベートバンキング(PB)業務に特化。三菱東京UFJ銀行の預金者のうち、金融資産1億円以上の顧客を対象にテーラーメード型の運用商品・戦略などを提供している。

 岡林CEOは「三菱東京UFJ銀行には数十万以上、1億円以上の金融資産を持っている取引先があるが、まだ1万数千分にしかアクセスできていない」と説明し、潜在的な顧客が依然として多数との認識を示した。一方、現在の顧客の中にさらに預かり資産を増やす動きも見られると分析し、新規顧客の開拓と、既存顧客からの預かり資産の増加の両面を目指すとした。三菱UFJグループでは、三菱UFJ証券や三菱UFJ信託銀行なども富裕層ビジネスを手がけているが、岡林CEOは「グループ内で棲み分けはできている」と述べた。

 同社が開業した2006年5月時点で、総口座数は1万件、預かり資産は約1兆4500億円だった。07年9月末時点では、口座数1万6000件、預かり資産は1兆7500億円に増加した。

 

 岡林CEOは「富裕層ビジネスの国内マーケットは、欧米に比べてまだ立ち後れている。今後は、資産運用の世界でクオリティなどの面で指導的役割を果たす」と強調した。

 メリルリンチの「ワールド・ウェルス・レポート」によると、日本には100万ドル(約1億円)以上の金融資産を持つ富裕層が06年末時点で141万7000人と、前年比で5.1%増加し、市場のパイが広がっていることが示されている。

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