September 19, 2007 / 7:15 AM / 12 years ago

UPDATE1: 渡辺金融担当相の金融市場戦略チームが初会合、サブプライムで対応を研究

 [東京 19日 ロイター] 渡辺喜美金融担当相は19日午後、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)の危機管理を研究する懇談会「金融市場戦略チーム」の第1回会合を金融庁内で開催した。懇談会は、サブプライム問題の情報収集、分析のほか、対応策についても研究していく。さらに、CDO(債務担保証券)の急激な格下げで批判の高まっている格付け機関の規制問題についても意見交換を行う。

 懇談会は、朝日ライフアセットマネジメントの高尾義一常務執行役員が座長に就いたほか、日銀と財務省幹部を含む8人がメンバーとなった。渡辺担当相のほか金融庁側からは、副大臣・政務官、佐藤隆文長官、三国谷勝範総務企画局長、西原政雄監督局長が参加した。

 記者会見した高尾座長によると同日の会合は、日銀と金融庁からサブプライム問題の現状について説明があり、CDOの価格形成は複雑だとの認識が示された。また、日本の金融機関への影響はほとんどないとの意見が大勢で「国際的な広がりをみせているので、海外当局との連携や情報交換を大いにすべき」との見解が出された。懇談会での研究結果は、11月中に報告書をまとめる意向で、9月21日に第2回目の会合を開く。

 高尾座長は懇談会の意義について「日本の金融機関のサブプライムのエクスポージャーはさほど大きくはないのが一般的だが、米欧の金融市場の影響が及んでいる。アメリカ中心の世界経済が変調を見せてきた場合、わが国の輸出主導の景気に与えるリスクは大きなテーマになる。現状の市場や景気を通じた影響は前もって何らかの検討をしておく必要はある」と説明した。

 金融市場戦略チームのメンバーの8人は以下のとおり。

 高尾義一・朝日ライフアセットマネジメント常務執行役員

 中曽宏・日銀金融市場局長

 玉木林太郎・財務省国際局長

 三国陽夫・三国事務所代表

 畑山卓美・アビームコンサルティングアドバイザー

 島本幸治・BNPパリバ証券チーフストラテジスト

 大崎貞和・野村資本市場研究所研究主幹

 水野和夫・三菱UFJ証券チーフエコノミスト

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