[東京 8日 ロイター] ニコン(7731.T)は8日、2008年3月通期の連結業績予想を上方修正し、営業利益を従来の1140億円から前年比24.5%増の1270億円に引き上げると発表した。デジタルカメラの販売が好調なほか、上期に為替が円安で推移したため。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト20人の予測平均値1249億円を上回った。
売上高は従来の9300億円から前年比15.2%増の9480億円に、経常利益は1020億円から同28.4%増の1150億円に、当期利益は620億円から同27.7%増の700億円に引き上げた。
デジタルカメラの販売好調を受け、ニコンは通期の出荷計画を従来の1030万台から1100万台に上方修正した。このうち一眼レフタイプは従来の260万台から300万台に、コンパクトタイプは従来の770万台から800万台に上積みした。
半導体製造に使うIC用ステッパー(露光装置)の通期販売計画は従来の165台から155台に引き下げたが、液晶用ステッパーは従来の40台から42台に引き上げた。
ニコンが同日発表した07年9月中間期の連結営業利益は前年同期比43.7%増の632億円だった。デジタルカメラが一眼レフ、コンパクトともに好調に推移したほか、円安が寄与し、3年連続で過去最高となった。