October 31, 2007 / 7:44 AM / 12 years ago

UPDATE1: 新日石<5001.T>、原油価格上昇背景に08年3月期営業益を上方修正

 [東京 31日 ロイター] 新日本石油5001.Tは31日、2008年3月期の連結業績予想を上方修正し、営業利益見込み(従来は2370億円)を前年比50.3%増の2400億円に引き上げた。原油高による在庫影響(原油価格の上昇により、総平均法によるたな卸資産の評価が売上原価を押し下げる影響)や石油・天然ガス開発部門の販売価格上昇が寄与が修正の要因となっている。

 修正した数値は、ロイターエスティメーツにおける主要アナリスト6人の予測平均値2275億円を上回った。

 前提となるドバイ原油価格について、7月公表時点では1バレル=64ドルで想定していたものの、その後も原油価格上昇が止まらないことから、1バレル=69.2ドルに修正した。これによって在庫影響が積み上げるほか、石油・天然ガス開発部門の販売価格も上昇し、これらが大きく収益に貢献する。しかし、パラキシレンなど石油化学製品のマージンが悪化する一方、制度変更に伴い減価償却費が150億円増加することから、在庫影響を除いた営業利益は1550億円と従来予想の1730億円から下方修正した。

 同社は、11月1日からのガソリン等の石油製品卸価格について、1リットル当たり6.0円程度引き上げる。製品価格の値上げについて同社の平井茂雄常務は「値上げにより、ある程度の販売減少はやむを得ない」としたうえで「マーケットでいかに価格上昇が理解してもらえるかがリスク要因になる」と述べた。

 一方、足元のドバイ原油価格は1バレル=80ドルを上回り、同社の想定価格から大きく上方カイ離している。

 これに関し平井常務は「現状の水準は投機的な要素が強い。先物・コールオプションの建て玉はピークにあるとみられ、先行き原油価格は適正な水準に落ちていく」と指摘していた。

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