[東京 1日 ロイター] 日本マクドナルド2702.Qの2007年度9カ月(1─9月)連結決算では、第3四半期まで累計の既存店売上高が前年同期比10.7%と2ケタ増となった。新商品の投入や24時間営業店舗の拡大などで集客力が向上していることが背景となっている。
それを映し、累計の売上高は2969億5400万円(前年同期比12.1%増)営業利益は138億1200万円(同2.29倍)、経常利益は131億4200万円(同2.74倍)と大幅増益を確保。売上高の拡大が原価率の改善につながった。
2007年12月期の連結営業利益見通しについては110─155億円(前期は73億8000万円)、経常利益見通しについては100―140億円(前期は57億円)とする従来予想を据え置いている。経常利益見通しはロイターエスティメーツによる主要アナリスト6人の予測平均値148億円をやや下回った。
第4・四半期の見通しに関し、大岡吉一郎CFOは「売上高は順調に推移しているものの、小麦粉価格の上昇など食材コストに不透明感がある」としている。また、コストアップに伴う値上げについては「食材価格は今後、上昇していくとみられるが、現時点は影響はなく(価格改定は)今すぐに決めるものではない」と述べた。
他方、同社は地域別価格を導入したが、来店数に大きな変動はなく、想定通りの状況で推移しているという。