November 6, 2007 / 5:56 AM / 12 years ago

UPDATE1: 第一三共<4568.T>は12%経常増益見込む、主力品の売上げ堅調

 [東京 6日 ロイター] 第一三共(4568.T)は6日、2008年3月期の連結経常利益は前年比12.4%増の1710億円になるとの見通しを発表した。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト17人の予測平均値1755億円をわずかに下回った。

 売上高は前年比5.8%減の8760億円、営業利益は同17.4%増の1600億円、当期利益は同27.3%増の1000億円を見込んでいる。

 同社は、10月26日に売上高を8370億円から8760億円へ、営業利益を1570億円から1600億円へ、経常利益を1650億円から1710億円へと引き上げる業績予想修正を発表しており、この時の見通しからは変更がない。

 前期には含まれていた非医薬品事業の売上げや欧米での決算期変更に伴う影響があり、売上高は減収となっているが、主力医薬品の売上げは堅調で、特殊要因を除くと6.5%の増収となる見通し。米国での特許切れの影響で、高脂血症治療剤「プラバスタチン」の輸出売上げが大幅に減少しているものの、高血圧症治療剤「オルメサルタン」、合成抗菌剤「レボフロキサシン」など主力品の売上げがカバーしている。

 上期は、予算レートに対しドルで約5円、ユーロで約20円円安に振れたため、売上高で114億円、営業利益で12億円のプラス要因となった。通期で見た場合、ドルは前期と同水準の117円、ユーロは158円と前期より12円程度円安になると予想しており、売上高で60億円、営業利益で10億円程度の押し上げ要因となる見通し。

 会見した庄田隆社長は、イーライリリー・アンド・カンパニーと共同で開発を行っている抗血小板治療剤「プラスグレル」について「中期的な成長戦略上非常に大切な開発品」と述べ、欧米で承認申請し、発売する準備を進めるとした。同社は4日、「プラスグレル」は、第3相臨床試験で競合薬「クロピドグレル」に対する優位性が判明したと発表している。市場では、ピーク時の売上高3000億円規模の大型医薬品との予想も出ているが、庄田社長は「承認申請前で予測は言えない」と述べるにとどめた。

 2007年9月中間決算は、売上高が前年比8.7%減の4437億円、営業利益が同19.9%増の939億円、経常利益が同14.2%増の1006億円になった。

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