[東京 9日 ロイター] 日本通運(9062.T)は9日、2008年3月期の通期業績予想を下方修正し、連結営業利益を従来予想の前年比2.2%減の492億円から同3.0%減の488億円に引き下げた。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト11人の予測平均値495億円を下回った。
航空貨物の輸出の需要低迷により、上期業績が期初計画を下回ったため。しかし足元では自動車部品や薄型テレビなどの輸送需要が回復傾向にあり、会見した三井田實・取締役執行役員は下期の見通しについて、当初の想定通りとした。
日通が同日発表した07年9月中間期の営業利益は10%減の201億円だった。期初予想の215億円を下回った。海外事業の増収や円安の影響で売上高は拡大したが、減価償却費の計上方法変更に伴う費用増や燃油費高騰の影響があったほか、国際航空貨物の輸出需要の低迷が想定以上に長期化。大型倉庫の立ち上げ費用も利益を圧迫した。