December 19, 2007 / 5:13 PM / 12 years ago

東京スター銀をアドバンテッジが1株36万円程度でTOB、20日にも正式発表=関係筋

 [東京 20日 ロイター] 投資ファンドのアドバンテッジ・パートナーズと米投資ファンドのローンスター [LS.UL] は、ローンスターが保有する東京スター銀行8384.T株式をアドバンテッジが1株36万円程度で買収することで基本合意した。買収総額は2500億円以上になる。20日にも正式発表する。複数の関係筋が明らかにした。

 アドバンテッジは来年1月にTOB(株式公開買い付け)を実施する。アドバンテッジはTOBによりローンスターが保有する東京スター銀の発行済み株式約68%の全てと、その他の少数株主の持ち分も取得する。1株36万円のTOBで全株を取得した場合、買収資金の総額は2500億円程度。東京スター銀の株式は、上場廃止になる。アドバンテッジはすでに監督当局である金融庁にも基本合意の内容を報告した。

 

 アドバンテッジは、ローンスターが実施した複数回の入札を経て6月に優先交渉権を得たが、米国のサブプライムローン(信用度の低い借り手への融資)問題を発端にしたクレジット市場の混乱で、予定していた買収資金の調達が難航。当初は、TOB価格を1株42万円程度としていたものの、30万円台に引き下げるようにローンスターに要求し、交渉を続けていた。

 

 アドバンテッジは買収資金を自己資金に加えて金融機関からの借り入れでまかなうが、融資団には、メリルリンチMER.Nとユニクレディト(CRDI.MI)、新生銀行(8303.T)、クレディ・アグリコル(CAGR.PA)の投資銀行部門であるカリヨンなどが加わる見通し。

 

 東京スター銀は2005年10月、1株43万円で東証1部に上場。ローンスターは保有する東京スター銀行株の約3割を売却してエグジット(投資回収)した結果、売却益約900億円を手にした。ローンスターが今回、保有株式を全て別のファンドに売却することで、株式は再度、非上場化することになる。

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