July 10, 2008 / 12:46 AM / 11 years ago

〔外為マーケットアイ〕ドル107.32円まで上昇、実需の大口のドル買いとの観測も

〔外為マーケットアイ〕

<16:35> ドル107.32円まで上昇、実需の大口のドル買いとの観測も

 ドルは107.32円まで急上昇した。背後には実需の大口のドル買い/円売りがあったとの観測も聞かれる。ドルは東京時間の午後4時過ぎまで106円後半で小動きに終始していたが、ここへきて急に上げ足を早めている。

<14:40> ユーロ168.13円付近で動意薄、対ドルではテクニカル・ポイントに接近

 ユーロは168.15円付近で小じっかり。ユーロ/円は基本的に売買が細っているものの、市場は「クロス円のロングに傾いている」(邦銀)との声が聞かれる。

 対ドルでは1.5724ドル付近。1.5745ドルが「安値から76.4%戻しとなるテクニカルなキーポイントで、これを上抜けすれば上昇に弾みがつく」(米銀)という。きょうの東京時間では高値が1.5746ドルでキーポイントを一瞬上抜けしたものの、利食い売りで押し戻された。

 

<13:55> 韓国ウォン反落し1000ウォン台へ、利上げは見送り

 韓国ウォンKRW=は1米ドル=1001ウォン付近。今週これまで韓国外為当局の介入で朝方は995.1ウォンまで強含んだが、その後はディーラーの利食い売りが先行し、1000ウォンを超えて弱含んでいる。

 韓国外為当局は過去2営業日にわたって大量のウォン買い/ドル売り介入を実施した。これを受けてウォンは2日間で約5%上昇している。

 韓国銀行(中央銀行)は10日の金融政策委員会で、予想通り政策金利KROCRT=ECIを5.00%に据え置くことを決めた。据え置きは11カ月連続。国内経済の成長を妨げる可能性があることから今回はインフレ抑制に向けた利上げを見送った。

 「インフレを抑制し、ウォン高トレンドをしばらく定着させるためにも、韓国中銀は利上げするべきだった。ただ、家計債務はGDP比ですでに90%に達しており、景気も下振れし始めていることに鑑みて利上げを見送ったのだろう」(大手証券エコノミスト)との指摘もある。

<13:00> ドル106.85円付近、下値ではアジア筋のドル買い需要も

 ドルは106.85円付近で小動き。朝方から輸出の売りが目立ち、ドルは上値が重い。下値では、アジア系中銀によるドル買い/円売りの観測もあり、下にも行きづらい展開となっている。

 「ディーラーは概して、ドル・ショート気味」(邦銀)との声もあるが、ドル/円の200日移動平均線にあたる107.50円を前日はいったん上抜けしたものの、再びドルが下降してきたため、上値は追いづらいという。

<11:58> ドル106.80円付近、地政学的リスクの高まりで円とスイスフランが底堅い

 ドルは106.75/80円付近で一進一退。下値では「最近の取引レンジ下限と見た短期筋の買い」(都銀)が入る一方、この日は5・10日とあって上値では輸出企業の売りが強まるなど、売買は交錯している。

 一方、トルコの米領事館近くで9日起きた警察に対する銃撃事件で、警官3人と武装グループ側の3人が死亡したことを受けて「久々に地政学的リスクが市場で話題となっている」(別の都銀)といい、円やスイスフランCHF=の底堅い動きを指摘する声も出ている。

 中東では前日、イランが中長距離地対地ミサイル9発を試射したと国営テレビが伝えた。ホワイトハウスのジョンドロー国家安全保障会議(NSC)報道官は同日、イランは「世界の信頼を真に望むなら、これ以上のミサイル試射を止めるべきだ」としたうえで「イランは核兵器搭載可能な弾道ミサイルの開発を直ちに停止すべきだ」との見解を示している。

<11:17> ドル106.70円まで下落、豪中銀は当面金利据え置きとの見方変わらず

 対豪ドルでのドル売りが他通貨に波及する形で、ドル/円は一時106.70円まで下落、ユーロ/ドルが1.5736ドルまで上昇するなど、ドルが全般に小幅軟化した。豪ドル/米ドルは0.96ドル付近で引き続きしっかり。

 6月の豪雇用統計について市場では、連続利上げを経て足元の景気減速を示す指標が相次いでいるだけに「雇用統計が強含んでも、豪準備銀行(中央銀行・RBA)が当面金利を据え置くとの見方を変えるほどではない」(外銀)とする声が出ている。

 

<11:00> シンガポールドル、予想下回るGDPで下落後に小反発

 

 米ドル/シンガポールドルSGD=は1.3600ドル付近。第2四半期のシンガポール国内総生産(GDP)確定値が、季節調整済みで前期比年率マイナス6.6%と、市場予想のマイナス1.0%を大幅に下回り、5年ぶりの大幅な落ち込みとなったため。GDP発表前には1.3590ドル付近だったシンガポールドルは一時1.3627ドルまで下落した。その後は小反発に転じている。

 第2四半期のGDPは、製薬事業と電子製品の生産の落ち込みが響いており、第3四半期にはこれらの特殊要因がはけるため、2四半期連続のマイナス成長は避けられるとみるエコノミストが多い。

 

 米ドル/シンガポールドルの抵抗線は1.3660、1,3690、1.3720ドルにあるという。

<10:33> 豪ドル0.96ドル前半へ急上昇、6月就業者数が予想上回る

 豪ドル/米ドルAUD=D4が0.95ドル半ばから0.96ドル前半へ急上昇。豪連邦統計局が発表した6月就業者数が前月比2万9800人の増加と、事前予想の1万人増を上回った。失業率も4.2%と予想の4.3%を下回った。豪ドル/円AUDJPY=Rも101円後半から102円後半へ買われている。

<10:16> 米ファニーメイ発行の2年債スプレッドが急拡大、前日のドル下落の一因

 米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)FNM.Nが9日に発行した2年債のスプレッドが74bpsと「過去最大のスプレッド」(証券)へ急拡大したことが、前日の米金融株全般の下げのきっかけになったとの指摘が、市場で出ている。フェニックス・パートナーズ・グループによると、ファニーメイと連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)FRE.NのCDSスプレッドは前日、80bpまで拡大した。米格付け会社フィッチ・レーティングスが、追加評価損計上や業績悪化の見通しを理由にメリルリンチMER.Nの債務格付けを引き下げる可能性があると発表したことも加わり、S&P金融指数.GSPFは5.2%安と、過去6年余りで最も大幅な下げを記録している。今週末から米金融機関の決算発表が相次ぐため「業績などに関する注目度が高まってきた」(都銀)状況だ。

 仲値公示を経てドルは106.82/84円付近、ユーロは1.5723/27ドル付近で小動き。

<09:32> ドル106.90円付近、企業物価指数はCPI上昇と企業収益悪化に反映

 日銀が発表した6月企業物価指数(CGPI)は前年比5.6%上昇と事前予想の同5.3%上昇を上回った。伸び率の高さは1981年2月の同5.7%以来、27年4カ月ぶり。寄与が目立ったのは石油・石炭製品だった。バンク・オブ・アメリカの日本チーフエコノミスト兼ストラテジスト、藤井知子氏は「最終財価格は前月比0.6%上昇、うち消費財は同0.8%の大幅上昇となり、消費者物価段階の財の値上げ圧力となっている。川上の中間財価格も同1.6%上昇。コストの上昇は値上げに転嫁されてCPI上昇につながる部分と、転嫁できずに企業収益・景気悪化につながる部分と両方ある。結果的に日銀が(金利変更に)動けないというジレンマが続きそうだ」と話している。ドルは106.89/91円付近で小動き。

<09:14> ドル106円後半、出足は小動き

 午前9時過ぎのドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ変わらず106円後半で取引されている。きょうは実需の売買が集中する5・10日にあたるが、「売買のきっかけに乏しい」(邦銀)といい、ドルは朝方から上下20銭程度の狭いレンジ内の値動きにとどまっている。

 財務省が発表した国際収支状況速報によると、5月の経常黒字は前年比5.9%減少の2兆0006億円と、事前予想の前年比9.7%減を上回る黒字幅となった。発表後の反応は特段なかった。

<08:30> ユーロ1.5730ドル付近、世界の外準に占める割合が低下

 

 欧州中央銀行(ECB)は9日発表した報告書で、国際通貨基金(IMF)の最近のデータを分析した結果「世界の外貨準備に占めるユーロの割合が2006年12月から07年12月にほぼ1%ポイント低下した」とした。アジアや中南米、産油諸国でドルペッグ制を採用している国、ドルを主要貿易通貨としている国々が、今後の問題に備えてドルを買ったことが一因としている。ユーロ相場では各国外貨準備のユーロシフトと見られる買いが相場を下支えすることが多かっただけに、市場では「ユーロに(外貨準備のような)長期的フローが急速に減少していることは注目に値する」(外銀)とする声が出ている。

 前日海外市場では米金融株の下落などを背景にドルが売られ、ユーロは対ドルEUR=で上昇したが、対円EURJPY=Rでは伸び悩んだ。

<07:39> きょうの予想レンジはドル106.40―107.30円、円は底堅い動きか

 きょうの取引でドル/円JPY=は106円後半を中心に売買が交錯しそうだ。前日海外ではドルが弱含みとなったものの、106円前半では実需などの買い需要が強まる見通しで、下値では売買が交錯しやすい。前日の米金融株の下落、イランのミサイル試射など地政学的リスクの高まりなどを背景に「円に買い戻しが入りやすい地合い」(都

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