May 29, 2008 / 4:32 AM / 12 years ago

UPDATE3: アデランス<8170.T>株主総会、米スティールの反対で岡本社長ら7人の再任否決

 [東京 29日 ロイター] アデランスホールディングス8170.Tが29日に開いた株主総会で、岡本孝善社長ら7人の現経営陣の再任が否決された。筆頭株主である米系投資ファンドのスティール・パートナーズは、業績不振などを理由に経営陣の交代を求めていたが、株主総会でも再任に反対した。

 株主総会では第2号議案として、取締役9人の選任を諮った。このうち、2人の新任社外取締役を除く7人の再任が否決された。剰余金の処分と監査役選任は承認された。

 アデランスHLDGは、岡本社長らの7人再任が否決されたことで、取締役会に欠員が生じるため、臨時株主総会で新しい取締役が選任されるまで、今回否決された取締役と、退任する予定だった徳丸勝治取締役(子会社アデランス社長)ら2人を加え、当面は11人が取締役会の体制で運営を続ける。

 スティールは、5月28日現在で発行済み株式数の26.7%を保有している筆頭株主。総会での取締役の再任否決を受けて、ウォレン・リヒテンシュタイン代表は「日本人株主を含め、アデランスの株主が取締役の経営に対する信任を完全に失い、変化を望んだことの表れ」と評価するコメントを発表した。さらに、「企業価値を拡大させるためのあらゆる戦略的選択肢を検討して欲しい」と要請した。

 ステールは2月8日、岡本社長ら経営陣の退陣を書面で要求した。同時に、1)ファンドの代表を取締役に指名、2)財務アドバイザーとして投資銀行を起用、3)他社との統合を含めて、戦略的な代替案――の3つを提言していた。昨年の株主総会では、買収防衛策の導入の否決を求めて委任状勧誘をしたが、賛成多数で可決されている。今回の株主総会では、取締役再任案に反対票を投じたものの、委任状勧誘や株主提案など積極的な対応はとらなかったという。

 株主総会での結果を受け、午後の株式市場ではアデランス株が急伸した。前場の終値1861円に対し、午後には一時2160円まで上昇。前日終値比162円高の2020円で取引を終えた。

  

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  (ロイター日本語ニュース 清水 律子記者、村井 令二記者)

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