Reuters logo
UPDATE2: 英中銀、2カ月連続で政策金利を5.00%に据え置き
2008年6月5日 / 11:29 / 9年後

UPDATE2: 英中銀、2カ月連続で政策金利を5.00%に据え置き

 [ロンドン 5日 ロイター] 英イングランド銀行(中央銀行)は5日、政策金利を5.00%に据え置くと発表した。

 据え置きは2カ月連続で、大方の予想通りだった。景気が急減速するリスクと、高水準にあるインフレ率がさらに上昇するリスクのバランスをとった。

 このところの英国経済は暗いニュースが多く、住宅価格は下落、消費者信頼感は1990年代初期以来の水準に落ち込み、雇用市場さえ悪化の様相を示している。

 しかしインフレ率がイングランド銀行の2%の目標を丸々1%ポイントも上回っている状態で、食品やエネルギー価格の急騰によって一段の上昇が見込まれていることもあり、市場はイングランド銀行が今週利下げを行う可能性はないとみていた。

 ただ大方のアナリストは、景気の急減速や住宅市場の値崩れに対する懸念の高まりから、年内には利下げがあると予想している。

 今回については、71人中2人を除くすべてのアナリストが金利据え置きを予想していた。

 プライスウォーターハウスクーパーズのジョン・ホークスワース氏は「英経済は明らかに減速しており、住宅市場も急激に悪化している。リセッション回避のため年内に利下げが必要になるだろう」と指摘した。

 この日発表となった5月の英住宅価格は前月比2.4%下落。前日発表の5月の英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)も、5年ぶりに景気判断の分かれ目となる50を下回った。

 ただ原油・食品の国際価格は高騰しており、インフレへの懸念は根強い。中銀内では、インフレ率が目標を大幅に上回っている局面で利下げに踏み切れば、中銀の信認低下、インフレ期待の上昇につながるとの懸念がある。

 デロイトのロジャー・ブートル経済顧問は「インフレ抑制のため高金利を維持すれば、経済活動に深刻かつ長期的な悪影響を及ぼすことになる」と分析している。

原文参照番号[nL05572571](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nL05572571]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below