September 19, 2008 / 6:05 AM / 9 years ago

再送:日本の金融システムは、かつてないほど健全になっている=ウィルバー・ロス氏

再送:本文中の表現を一部修正して再送します。

 [東京 19日 ロイター] 破綻した企業への投資・買収で知られるWLロス・アンド・カンパニー会長兼CEOで、インベスコ・プライベート・エクイティ会長のウィルバー・ロス氏は、日本の金融システムについて「米国よりも、かつてないほど健全なものになっている」との見解を示した。

 インベスコ・グループのセミナーで、18日、プレス向けにコメントした。

 ロス氏は、米リーマン・ブラザーズLEH.Nの破たんから始まったここ数日間の金融市場の混乱を受け、米国経済は2009年いっぱい難しい状態が続くだろうとしたうえで「不良債権に直面している米国の中小規模の銀行は、今後100の単位で破たんする可能性がある」と述べた。

 同氏は「米国では大恐慌まではユニバーサル・バンキングだったが、それが恐慌の原因になったとしてグラスティーガル法が生まれ、銀行は商業銀行と投資銀行に分離された。しかし既にこの法律はなくなっている。大手の投資銀行がほとんど残っていない状況で、一部には投資銀行買収の話などがメディアに流れている。商業銀行と投資銀行の統合の道は開かれている」とした。

 またロス氏は、国際貿易こそが世界のエンジンとしたうえで「現在、景気が停滞気味の日本において、よき貿易のパートナーである米国や中国の景気がスローダウンすることは、日本経済にも何らかの影響を与えかねない」と述べた。

 ロス氏は、日本において1999年に破綻した第二地銀の幸福銀行を買収。「関西さわやか銀行」として再生した実績があるほか、最近ではインドの航空会社スパイスジェットに出資している。

 (ロイター日本語ニュース 岩崎 成子記者)

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