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UPDATE1: 日銀が金融政策維持を決定、声明で停滞長期化を示唆
2008年10月7日 / 05:21 / 9年後

UPDATE1: 日銀が金融政策維持を決定、声明で停滞長期化を示唆

 [東京 7日 ロイター] 日銀は6、7日開催の金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0.5%前後に据え置くことを全員一致で決めた。先行きの金融政策についても「経済・物価の見通しとそのがい然性、上下両方向のリスク要因を丹念に点検しながら、それらに応じて機動的に行っていく」との方針を維持した。

 日銀は景気の現状について「エネルギー・原材料価格高の影響や輸出の増勢鈍化が続いていることなどから停滞しており、当面、海外経済の減速が明確化するもとで、こうした状態が続く可能性が高い」と指摘。「海外経済の減速が明確化するもとで、こうした状態が続く可能性が高い」との文言を付け加えることで、停滞が長期化するとの見通しを示した。

 この結果、先行きも「次第に緩やかな成長経路に復していく」との判断は変えなかったものの、その前に「不確実性が大きいものの、やや長い目でみれば」との文言を挿入、成長経路に復するまで時間がかかるとの認識を示した。

 消費者物価(除く生鮮食品)については「当面現状程度の上昇率で推移した後、徐々に低下していく」との見通しを変えなかった。

 一方、リスクに関しては「設備・雇用面での調整圧力を抱えていないとはいえ、景気の下振れリスクには注意が必要」、「エネルギー・原材料価格の動向に加え、消費者のインフレ予想や企業の価格設定行動の変化など、物価の上振れリスクに注意が必要」との判断を維持、上下両方向のリスクを警戒すべきとの認識を堅持した。

 さらに「景気の下振れリスクが薄まる場合には、緩和的な金融環境の長期化が経済・物価の振幅をもたらすリスクが高まる」との警戒姿勢も崩さなかった。

 声明は「国際金融資本市場の動向を注視しつつ、引き続き、金融市場の安定確保に努めていく」との姿勢をあらためて示した。

 (ロイターニュース 志田義寧記者 中川泉記者)

(yoshiyasu.shida@thomsonreuters.com; 03-6441-1837; ロイターメッセージング:yoshiyasu.shida.reuters.com@reuters.net)

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