October 24, 2008 / 8:45 AM / 11 years ago

〔テクニカル分析〕日経平均・日経平均先物当限=24日現在

 水野 文也記者

 [東京 24日 ロイター] 日経平均.N225、日経平均先物当限JNIc1は、大幅続

落。現物・先物は上値・下値を大きく切り下げ、底入れに対する期待が後退するとともに

下値不安を一段と高める動きとなっている。

 一方、移動平均線は、終値が引き続き5日線と25日線を大きく下回って推移。終値と

25日線との下方カイ離率は25%に達し、行き過ぎと言える状況だ。

 現物の足は、ほぼ「丸坊主」の「長大陰線」となった。下値を大きく切り下げただけで

はなく、心理的な支持線になるとみられた8000円も大きく割り込み、下値に対する不

安感を増幅させている。残る明確な下値メドは2003年4月安値(7603円76銭)

だけとなり、最後の攻防が意識されるようになった格好。前日の「たくり線」は、定石通

りならば底入れを示唆するサインだけに、相場は再び「理外の理」と思わざるを得ない動

きになったと言えよう。

 今回の足は問答無用の弱い足で、さらなる下値模索があるとの印象を与えている。長い

下ヒゲを引いて抵抗力があることを示した「たくり線」の安値を大きくブレークしただけ

に、下向きの力は相当強くなっているとみられ、最後のフシである2003年4月安値を

更新するのは時間の問題となってきた。同安値を更新すると、底無しの恐怖に包まれるこ

とになる。

 もっとも、終値と25日移動平均線(1万0179円61銭=24日現在)との下方カ

イ離率は25%に達し、時価は売られ過ぎなのは明らかで、いったん潮の流れが変化した

場合は、急激な戻り相場に転じることは想像に難くない。実際、10日の「長大陰線」の

後に1000円を超す上昇となった経緯もあり、ここで必要なのは流れの変化に機敏に対

処する姿勢だろう。

 2003年4月安値は歴史的な安値であり、それが持つ意味は大きい。なお恐怖感に包

まれているものの、冷静に考えてみる必要もありそうだ。また、同安値までは何からのフ

シを目標に下げ、フシを突破するたびに「新安値」と活字で表現してきたわけだが、それ

を更新して下げ続けた場合は明確な目標は存在せず、逆説的には1銭ごとに下値のフシが

続く──つまり、いつ反発に転じても不思議ではなくなる。

 

[移動平均線]

・終値が5日線、25日線を下回って推移。下方カイ率が広がり、売られ過ぎの印象が強

くなっている。

[一目均衡表]

・終値が「雲」領域を大きく下回っている。ベア・トレンドを継続。

[オシレーター]

・RSIは4、9、14日が、続落。

・ストキャスティクスは、%K線、%D線が下落。反転待ち。

[パラボリック]

・日経平均は、売りポジション、同先物は、翌日寄り付きに売り転換。

 日経平均(売りポジション、10月24日転換)

 日経平均先物当限(売りポジション、10月27日転換)

(ロイター日本語ニュース)

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