December 18, 2008 / 6:40 AM / 10 years ago

UPDATE3: クレジット市場動向=三洋電<6764.T>SB100bpオファー、ホンダ<7267.T>CDSワイド

<対国債スプレッド>

政保債(公営)10年   8.5─9bp 銀行債(みずほ)5年 56─57bp

地方債(都債)10年 18.0─19bp 電力債(東電)10年 34─35bp

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 [東京 18日 ロイター] 一般債市場では、三洋電機6764.T<0#6764=JFI>の国内

普通社債(SB)に売り気配が観測された。オファーは第20回債(償還2014年

8月)でLIBOR(ロンドン銀行間貸出金利)プラス100ベーシスポイント(bp)

程度と横ばい。マーケットでは、パナソニック(6752.T)<0#6752=JFI>による三洋電機の買

収が決着する見通しとなったことを材料視して、投資家がスプレッドの水準を探る目的で

オファーを出したとみている。

 クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、ホンダ(7267.T)が前日比較で

ややワイドとなる245bpで取引が成立した。マーケットでは、北米の自動車販売が予

想以上に苦戦しているうえに、円高が収益を一段と圧迫していることを警戒している。

 ホンダは17日、2009年3月期の連結業績(米国会計基準)見通しを下方修正し、

営業利益を5500億円から1800億円に引き下げた。下期は営業赤字に転落する。

 

 三洋電機SBについて、ある銀行系証券のディーラーは「買収価格を巡ってパナソニッ

クと大株主の米ゴールドマン・サックス(GS.N)<0#1222=JFI>(GS)の交渉が難航してい

ただけに、買収が決着する見通しとなったことはプラス材料。投資家は買いが入ると期待

して売りを出した」と指摘。複数の関係筋によると、パナソニックとGSは、GSが保有

する三洋株式を1株131円で売却することで合意した。

 

 住宅金融支援機構<0#0943=JFI>は18日、貸付債権担保S種第12回住宅金融支援機構

債券(資産担保証券)の発行条件を決定した。発行条件は利率2.15%、発行価格

100円、発行額1000億円、スプレッド第280回国債流通利回りプラス125b

p。最終償還期限は2040年11月10日。マーケットでは、スプレッドが投資家の需

要を反映させた水準で決まったこと、利率の絶対水準が高いことを理由に順調に消化でき

たとみている。主な販売先は生保、都銀、信託、投信投資顧問、公的機関、地銀、信金、

信組などで、中央・地方の投資家に広く売れた。

 オリックス(8591.T)<0#8591=JFI>の発行額1500億円の第3回無担保転換社債型新株

予約権付社債(CB)8591C3.Tが18日、東京証券取引所に新規上場となった。トムソ

ン・ロイターのデータによると、初値は額面100円に対して92.95円、理論価格

(パリティ)67.38円、かい離率(プレミアム)37.94%となった。

 2007年11月の今仙電機製作所第2回債7266C2.T、ダイソー第4回債4046C4.T

以来1年1カ月ぶりの新規上場となる。18日の出来高は13億7500万円と低調だっ

た。

 <CDS指数シリーズ10、大幅にタイト化> 

 

 クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、指標となるiTraxxJa

panシリーズ10ITJJP5Y=GFが大幅にタイト化した。プレミアムは前日から25bp

低下の300bpちょうどで取引が成立した。「円高の進行でワイド化してもおかしくな

かったが、19日の日銀金融政策決定会合で利下げに踏み切るとの期待が優勢となった」

(大手証券)との指摘が出ていた。

 マーケットでは、経営危機にある米大手自動車メーカー(ビッグスリー)救済の行方に

関して一層神経を使っている。クライスラーは、信用危機と販売減によりすべての製造工

程を12月19日から少なくとも1カ月間、稼働を停止する。従業員・納入業者・全米自

動車労組(UAW)宛の17日付書簡で明らかにした。「(稼働停止は)事前調整型の法

的整理を連想させる面もあり、単なるコスト削減と受け取っていいのか悩ましいところ

だ。ブッシュ米大統領もあらゆる選択肢を模索するとしているだけに気がかり」(外資系

証券)との声が聞かれた。

 米モルガン・スタンレー(MS.N)<0#1224=JFI>が17日発表した第4・四半期(9─11

月期)決算は、信用不安の影響で評価損が増えたことが響き予想を上回る赤字となった。

「GSに続き厳しい決算内容となった。マーケット環境が悪いだけに金融危機の再燃が懸

念される」(別の大手証券)との見方があった。ムーディーズはモルガン・スタンレーの

シニア債務格付けを1ノッチ引き下げA2とした。

 気配はトヨタ自動車(7203.T)<0#7203=JFI>が265bpオファー、日産自動車(7201.T)

<0#7201=JFI>が500bpビッド、スズキ(7269.T)が255─300bp、ソニー

(6758.T)<0#6758=JFI>が120─160bp、三洋電機が100─230bp、野村証券

<0#8694=JFI>が520bpオファーとなった。ドル建て劣後で三菱東京UFJ銀行

<0#8315=JFI>が190─240bp、三井住友銀行<0#8412=JFI>が235bpオファーで

の気配。

 <CP発行市場>

 

 CP市場の発行総額は2200億円程度となった。発行レートは低下。a1+格の電力

・50億円(2009年2月中旬期日、0.50%近辺)、a1格のパルプ・紙・250

億円(2009年2月下旬期日、0.80%割れ)、a1格の輸送用機器・30億円

(2009年3月下旬期日、1.90%台半ば)などの発行が観測されている。

CDSの情報は、JBOND33MARKITCDSITJJP5Y=GFをダブルクリックしてご覧下

  さい。なお、契約によっては、ご覧頂けないこともあります。

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