[東京 26日 ロイター] 日清食品ホールディングス2897.Tがロシアで即席めん事業に参入する。同社は26日、ロシアの即席めんメーカー最大手、マルベンフード セントラルの持ち株会社アングルサイドと資本業務提携を行うと発表した。
ロシアの年間即席めん総需要は約20億食で世界有数だが、一人あたりでは年間約14食で、日清食品では拡大の余地があると期待している。
アングルサイドの製造・販売会社を含めたマーケットシェアは41%、2008年度グループ売上高は約310億円の見通しとなっている。日清食品はインスタントラーメンの製造に関する技術の指導などを行う。
日清食品は2009年1月に第三者割当増資の引き受けなどで14.99%のアングルサイドの株式を取得、最終的には33.5%相当の株式を取得する予定。総投資額は268億円となる見込み。
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