January 31, 2009 / 11:22 AM / 11 years ago

異常な事態には異例の対応で当たる=危機克服で麻生首相

 [ダボス(スイス) 31日 ロイター] 麻生太郎首相は31日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で講演し、「100年に1度」といわれる世界的な金融危機に対して、日本として「異常な事態には異例な対応をもって当たる」と述べ、危機克服への決意を表明した。

 GDP(国内総生産)の約2%に相当する財政措置を決め経済対策を進めていることを説明し、「金利を下げても民間資金が投資に向かわない状態では、政府の財政出動が必要だ」と述べた。

 一方で世界が同時不況に陥るなかで、「日本の輸出企業も極めて厳しい状況にある」としながらも、「1929年の大恐慌の教訓を踏まえ、決然と保護主義と闘う」と述べ、あらためて保護主義化に警鐘を鳴らした。

 

 麻生首相は世界的不均衡是正の重要性にも触れ、「世界経済を再び安定的な成長軌道に乗せるには、米国における過度の消費と、黒字国の不十分な内需に起因する世界的不均衡を是正しなければならない」とし「外需依存から脱却すべきだ」と訴えた。日本について「この1年半の間、主要通貨のなかで円が最も増価した」とし、内需拡大による自律的成長達成が責務と強調した。

 

 そのうえで麻生首相は、アジア諸国に対して、2009年度から2011年度の3年間で総額1兆5000億円(170億ドル相当)以上の支援を行う用意があることを表明。世界経済の回復に向け、アジアの成長力強化を後押しする考えを打ち出した。

 また、気候変動対策では、「一層の削減努力を行う」との取り組み姿勢を強調。6月までに中期目標を発表する方針を明らかにした。

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