レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=R
午後5時現在 99.02/07 1.2984/89 128.56/61
前週末NY17時 99.13/16 1.3038/44 129.28/36
午後5時現在のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅下落し
99円付近で取引されている。週明けの取引ではユーロが大きく下落。対ドルで
1.2967ドルまで下落して約1カ月ぶり、対円で128.14円と3週間ぶり安値を
つけた。アジア時間の米ダウ工業株DJc1が前週末NY市場終値から100ドル超の下げ
となったことなどをきっかけに、リスク回避的にドルと円に対する買いが強まった。
レポート全文: [JPY/J]
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<株式市場>
日経平均 8924.75円(17.17円高)
8813.72―8933.80円 出来高 22億6851万株
東京株式市場で日経平均株価.N225は小幅続伸。午前中は材料難のなか売りに押され
マイナスで前引けたが、為替の落ち着きやアジア株がしっかりと推移したことなどから後
場に切り返し。小幅なプラス圏で大引けた。市場では「投資家心理の改善で押し目買い意
欲は強い。月末にかけての投信設定にも多少期待感が出てきた」(大手証券)との声があ
がった。ただ、海外投資家などの買いが観測され下値が底堅い半面、米国の企業決算本格
化や大手19銀行を対象としたストレステスト(健全性審査)の結果が5月4日に公表さ
れるのを前に様子見姿勢も強く、9000円付近では上値が重くなる相場が続いている。
業種別では鉄鋼、非鉄金属、自動車の上昇が目立った。銀行、証券、建設、不動産はさ
えない。東証1部騰落数は値上が991銘柄に対して値下がり588銘柄、変わらずが
119銘柄だった。
レポート全文: [.TJ]
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<短期金融市場> 17時05分現在
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.104%
3カ月物国庫短期証券流通利回り ─―
ユーロ円3カ月金先(09年6月限) 99.445(+0.005)
安値─高値 99.430─99.445
無担保コール翌日物は0.10%近辺での取引。潤沢な資金を抱え、取り急ぐ動きには
ならなかった。朝方から一部大手邦銀は、日銀誘導目標(0.10%)を下回る0.08
%での調達希望となり、外銀は0.10─0.11%で出合った。レポGCレートはスポ
ネで調達希望レート0.14%近辺で落ち着いている。国債買い現先オペ、共通担保資金
供給オペともに過熱感はない。ユーロ円3カ月金利先物は底堅い。金先について、マーケ
ットでは、TIBORが徐々に低下していることを受けた値動きとみている。
レポート全文: [JP/MJ]
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<円債市場>
10年国債先物中心限月・6月限(東証)136.63(─0.18)
136.57─136.71
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 1.470%(+0.025)
1.470─1.460%
国債先物は反落で取引を終えた。中心限月6月限は朝方、米債安の流れを継いで売りが
先行し、前週末比24銭安まで下げる場面があった。その後は短期筋からの買い戻しが入
り、戻す局面もあったが、戻り売りに上値を抑えられ、結局マイナス圏で引けた。現物債
市場は取引に盛り上がりを欠く中、利回りは各ゾーンとも上昇した。投資家は年限別の国
債消化方法に注目しており、この日開催の国債投資家懇談会の結果を待つ姿勢から積極的
な運用を控えた。市場関係者によると、ほぼ全年限での増額が避けれないことから、金利
への上昇圧力がかかっている。20年利付国債(9000億円、2029年3月20日償
還)の入札をあすに控え、調整売りが出ており、20年債の利回りは前週末比2bp上昇
の2.140%をつけた。
レポート全文: [JP/BJ]
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<クレジット市場>
政保債(公営)10年 7.0─8bp 銀行債(みずほ)5年 54─55bp
地方債(都債)10年 14.0─15bp 電力債(東電)10年 22─23bp
一般債市場では、米シティグループ(C.N)<0#1226=JFI>のサムライ債(円建て外債)に
買い気配が観測された。気配は残存期間1年2カ月でLIBOR(ロンドン銀行間取引金
利)プラス625ベーシスポイント(bp)と前週末比125bp程度タイト化し
た。2009年1─3月期決算で最終利益が約16億ドルと6四半期ぶりに黒字に転換し
たことを好感した。
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、東芝(6502.T)<0#6502=JFI>の
2010年3月償還が320bpと、タイトな水準で取引された。前週末の気配は320
─350bpだった。東芝が巨額の赤字計上によって5000億円規模の資本増強を実施
する方針を固めたとの一部報道で、財務状態の回復に対する期待感が強まった。東芝は
17日、2009年3月期の連結業績予想を下方修正し、2800億円と予想していた当
期赤字幅が700億円拡大して3500億円になる見込みと発表している。
レポート全文: [.JPCR]
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<スワップ市場>
スワップ金利(17時50分現在の気配)
2年物 0.78%─0.68%
3年物 0.86%─0.76%
4年物 0.95%─0.85%
5年物 1.04%─0.94%
7年物 1.22%─1.12%
10年物 1.47%─1.37%
スワップ金利は長期/超長期ゾーンが上昇した。市場参加者によると、取引件数は少な
い。マーケットでは「5年ゾーンに起債絡みのフローがあった。受けがみられた」(邦
銀)との声が聞かれた。スワップ金利は2年ゾーンが0.625ベーシスポイント(b
p)、3年ゾーンが0.5bp、5年ゾーンが0.25bpと、それぞれ低下。7年ゾー
ンは0.375bp、10年ゾーンは0.875bp、20年ゾーンが1.625bp、
30年ゾーンが1.625bp上昇した。イールドカーブはスティープ化。
[東京 20日 ロイター]
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