May 25, 2009 / 9:39 AM / 10 years ago

UPDATE2: ドイツとユーロ圏で景気の落ち込み緩和の兆し=独連銀総裁

 [フランクフルト/ヘルシンキ 25日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのウェーバー独連銀総裁は25日、ドイツとユーロ圏全体で景気の落ち込みが和らいでいる兆しが強まっているとの認識を示した。

 また、欧州レベルでの銀行のストレステスト(健全性審査)は金融セクターの問題解決につながらないとの見方を示した。

 ヘルシンキのドイツ・フィンランド商業会議所での講演原稿で同総裁は「ドイツとユーロ圏の双方で下降基調が和らいでいる兆しが強まっている」と指摘。

 景気対策の効果が年内に広がることを期待するが、回復の兆しは散発的なもので、過大評価すべきではないとの認識も示した。

 総裁は「ユーロ圏経済が2009年終盤に緩やかに安定するとの期待があることは明らかだ」と述べた。

 ECBの政策金利は現在の環境では適切とも発言した。

 ウェーバー総裁は、経済が回復すれば過剰流動性を迅速に吸収することが可能だと述べ、インフレと資産バブルのリスクを抑制するため、過剰流動性の吸収は重要だと述べた。

 総裁は「経済環境が改善したときにできる限り迅速に流動性を吸収するため、近い将来もあらゆる動向を監視していく」と述べた。

 銀行への資金供給期間を最大12カ月に延長するほか、600億ユーロ程度のカバードボンドを買い入れるというECBの決定は、銀行や企業の資金調達に好ましい影響を与えるとの認識も示した。

 欧州連合(EU)各国政府には、経済危機が最悪期を抜け次第、財政赤字の解消に取り組むよう求めた。

 総裁はこの後、フィンランドのテレビMTV3とのインタビューで、ストレステストは欧州では米国ほど有益ではないとの認識を示した。

 「ストレステストを欧州レベルで有意義なものにすることは格段に困難となるだろう」と述べ、欧州の銀行はリテールと投資銀行双方の業務を行っている場合が多いと指摘した。

 「こうしたストレステストに対して期待し過ぎないよう警告しておく。有益ではあるが、すべての問題解決にはつながらない可能性がある」と語った。

原文参照番号[nLP420497](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nLP420497]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

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