[東京 22日 ロイター] 財務省と内閣府が22日発表した4―6月期法人企業景気予測調査によると、企業の景況感を示す景況判断指数(BSI)は、大企業全産業でマイナス22.4となり、前四半期(1─3月期)のマイナス51.3からマイナス幅が縮小した。6期連続で「下降」超となった。大企業製造業がマイナス13.2、非製造業がマイナス27.8となった。中小企業は製造業がマイナス54.5、非製造業がマイナス48.6となった。
先行き7─9月は大企業全産業でマイナス2.6、10─12月はプラス8.7となった。
全産業ベースの2009年度の設備投資計画は前年比19.5%減、経常利益計画は同12.1%減だった。
法人企業景気予測調査の景況判断BSIはけ前期に比べて景況感が「上昇」との回答構成比から「下降」との回答構成比を引き算したもの。日銀短観のDIが「良い」「悪い」といった水準を聞いているのに対し、この調査は景況感の変化の方向をきいたもの。
調査対象は資本金1000万円以上の法人企業。今回の回答数は1万1763社。調査時点は5月25日。
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