August 7, 2009 / 4:38 AM / 10 years ago

UPDATE2: 東レ<3402.T>が4―9月期の営業損益見通しを上方修正、IT関連需要が上振れ

 [東京 7日 ロイター] 東レ(3402.T)は7日、2009年4―9月期の連結業績予想を上方修正し、営業損益を従来予想の150億円の赤字から50億円の赤字に圧縮した。当期損益は同200億円の赤字から120億円の赤字に縮小する見通し。半導体関連やフラットパネルディスプレー関連で生産が増加してきており、IT関連分野で需要が上振れているという。

 

 内田章常務は会見で「パネルメーカーや半導体メーカーは、1―3月期に実需以上の生産調整を行い、在庫が相当減った。4―6月期は稼働率が上がっており、素材メーカーへの発注量も増えている。IT関連全般に需要が予想より上振れた」と述べた。

 期初予想比で上振れた100億円の内訳は、情報通信材料・機器で50億円、繊維で25億円、プラスチック・ケミカルで10億円などとなっている。

 ただ、10年3月期通期の営業利益予想は前年比58.3%減の150億円で据え置いた。「先行きが不透明なことから、4―9月期の決算発表時に見直しをする」(内田常務)としている。延期になっているボーイング(BA.N)787型機(通称ドリームライナー)の初飛行のスケジュールが7―9月期には明らかになることも、4―9月期決算発表時まで通期予想見直しを待つ理由のひとつになっている。営業利益予想は、トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト17人の予測平均値124億円を20.4%上回っている。

 09年4―6月営業損益は23億円の赤字に転落した。前年同期は132億円の黒字だった。4―6月期は、全てのセグメントで減収減益となり、繊維や炭素繊維は営業赤字となった。景気悪化に伴う販売数量減が主要因。

 繊維は自動車用途の需要が大幅に減少したほか、衣料用もファーストリテイリング(9983.T)向けを除き不振が続いた。炭素繊維は、航空宇宙、スポーツ、一般産業の各用途で需要が低迷しており、「4―6月期は40%減産していたが、7―9月期もこの水準を継続する」(同)という。

  

記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

 (ロイター日本語ニュース 清水 律子記者)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below