September 2, 2009 / 12:10 AM / 10 years ago

ホットストック:エルピーダ<6665.T>売り気配、希薄化懸念や増資時期に不満の声

 [東京 2日 ロイター] エルピーダメモリ6665.Tが売り気配。1日に公募増資で800億円規模を調達すると発表、財務体質の強化よりも希薄化を懸念する動きになっている。

 市場では「優先株を割り当てた日本政策投資銀行から8月31日に資金が払い込まれたばかり。31日と1日の2日間で株価が6.5%上昇したのは半導体市況の回復期待に加え、増資リスクの後退があったためだ。市場では相次ぐ増資に不満が出ている」(大手証券トレーダー)との声があった。

 エルピーダは調達資金をDRAMの市況低迷で悪化した経営の再建に充てる。産業活力再生法に基づく公的資金のほか、台湾当局が設立した台湾メモリー(TMC)からの出資や、民間金融機関による協調融資を合わせると、再建にかかる資金は2400億円規模に膨らむ。

 公募増資で最大5500万株の新株を発行する。国内向けに500万株、海外向けに4300万株のほか、需要動向に応じて海外向けに700万株を追加発行する。27日の終値1500円を基準にすれば825億円規模になる。諸費用を引いてエルピーダは約784億7500万円を調達する見込み。発行価格の決定日は14日から16日までのいずれかの日。払い込み期日は9月24日から28日までのいずれかとした。

 公募増資によって普通株の発行済み株式数は1億9960万株となる。株数ベースの希薄化は38%になる。

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