December 11, 2009 / 2:20 AM / 10 years ago

UPDATE1: 米大統領がノーベル平和賞受賞、「武力行使が道徳的にも正当化される場合ある」

 [オスロ 10日 ロイター] オバマ米大統領は10日、当地で開かれたノーベル平和賞授賞式に出席し、同賞を受賞した。大統領は「戦時大統領」の受賞をめぐり議論があることに触れた上で、米国を守るために行動する権利を留保すると述べた。

 受賞演説で、武力行使は人道主義的理由に基づく場合など正当化されることもあるとし、武装組織アルカイダに対しては交渉は武力放棄につながらないと指摘した。

 大統領は「私の受賞をめぐる最も奥深い問題は、私が現在2つの戦争を戦っている国の最高司令官であることだ」と指摘。「世界の国々が単独もしくは協調して行動する中で、武力行使を単に必要と判断するだけでなく、道徳的に正当化されると認める時があるだろう」として、米国はイスラム系武装組織アルカイダによる2001年9月11日の同時攻撃事件を受けて、アフガニスタンでの戦いを強いられたと主張した。

 また過去にノーベル平和賞を受賞したマーティン・ルーサー・キング牧師の「暴力は決して恒久的平和をもたらさない」という言葉を心に留めているとしたが、「私はありのままの世界に対峙している。米国を脅かす状況にあって、何もしない訳にはいかない」と述べた。

 その上で「武力行使が必要な場合、米国は一定の行動規範に従う道徳と戦略的関心を持っている」と主張した。

 

 一方で、武力行使に代わるものを求める上で、国際社会は法を順守しない国々に対し厳しい姿勢で臨むことが必要だと主張。「国際法を順守しない国は責任を取るべきであり、制裁では、実質的な代償を強いる措置を法制化しなければならない」と述べ、「イランや北朝鮮などの国々に対して、そのシステムと駆け引きをさせないように主張することがわれわれ全員の責務だ」とした。また中東や東アジアで核武装が進行している恐れがあるとして懸念を示した。

 過去108年の歴史の中で米国の現職大統領として同賞を受賞したのはオバマ大統領で3人目。

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