April 1, 2010 / 8:20 AM / 9 years ago

UPDATE1: 成長通じ価値創造、配当性向20―30%目指す=第一生命<8750.T>社長

 [東京 1日 ロイター] 第一生命保険(8750.T)の渡辺光一郎社長は1日、東証で会見し、株式の配当性向のあり方について「20―30%を目標にしていきたい」と述べた。一般の上場企業における配当性向の水準を確保する決意だと述べ、契約者配当とともに「株主配当にも当然努力する」と説明した。

 第一生命は同日、東証に上場し、初値が16万円だった。渡辺社長は「16万円というスタートをまず、しっかり受け止め、これを引き上げるための企業価値の向上に取り組んでいきたい」との意気込みを述べた。

 同社株式の上場をめぐっては、仮条件が12万5000円―15万5000円のところ、売り出し価格が14万円となり、仮条件の中間に落ち着いた経緯があった。渡辺社長は売り出し価格の水準について「(投資家との)対話を経た上での評価だと思う。その時点での事実として、しっかり受け止めるべき」と述べた。海外からの関心は高かったとの認識を示し「価格だけでなく、需要全体で見ると大変大きな反響を得たと思う。そういう面での期待はあったと思う」と述べた。

 <時価総額で世界トップ10入り目指す>

 渡辺社長は、今後の基盤固めの期間を経て、2012年を節目に移行する成長局面では、世界規模での視点からの成長になると説明。「時価総額で見られることは非常に重く受け止めている」との認識を示し、世界の生保業界での位置づけについて「5―10年ぐらい先になるかも知れないが、ベスト10を目指す心構えで努力していくべき」だとした。

 資本政策については、上場を経て「資本調達の多様化が可能になった」と説明。将来的には成長戦略の一環としてM&A(合併・買収)も念頭に置いているとし、資本政策は「まず増資ありきでなく、資本政策の下に成長戦略を整えて、(投資家の)理解を得ながら資本調達の多様化(した手段を)を使いたい」と述べた。保有する株式のあり方については「資産ポートフォリオを毎年、いろんなリスクの視点を入れながら、洗い替えていく中で決めていく」と述べた。

 一方、同社に保険金の不払いがあるとする内部告発に関連しては「毎年、行政に改善計画を報告しながら、課題についてPDCA(品質管理などの取り組みを)を回しながら改善している。PDCAをしっかり回して、改善の努力をしていきたい」と述べた。

記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

 (ロイターニュース 平田紀之)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below