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UPDATE1: 来年度新規国債発行、今年度当初の44.3兆円以下に抑制へ=菅財務相
2010年5月11日 / 03:00 / 8年前

UPDATE1: 来年度新規国債発行、今年度当初の44.3兆円以下に抑制へ=菅財務相

 [東京 11日 ロイター] 菅直人副総理兼財務・経済財政担当相は11日、閣議後の会見で、2011年度新規国債発行額について、今年度当初予算の44.3兆円を超えないよう全力を挙げる必要があるとの認識を示した。ギリシャの財政危機に端を発した世界的な金融市場の混乱が一連の措置で安定化に向かいつつあることを歓迎する一方で、市場がソブリンリスクに注目し敏感に反応する状況のなか、「マーケットが信認しなくなったときには、、財政(状況)が厳しくなることを超えて国民生活が極めて大きな打撃を受ける」と述べ、来年度新規国債発行額を今年度以下に抑制する決意を表明した。

  

 来年度予算編成では「中長期にわたり持続可能な財政を考えなければならない」と強調。国債発行に上限を設定することで予算規模が制約される側面もあるが、菅財務相は緊縮財政のイメージにつながるものではないと否定した。

 

 ただ、11年度予算では、民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた新規政策の実施や社会保障関係費の自然増、埋蔵金の枯渇などで10兆円前後の追加財源が必要な情勢とみられている。菅財務相は「無駄なものは大いに削る」と強調したが、国債発行抑制策の具体策への言及は避け、焦点の税制改革についても専門家委員会で議論中であると述べるにとどめた。

 

 また子ども手当の満額実施など新規政策の実現について「当然マニフェストについて努力することは当然だと、一般的に思っている」と述べるにとどめる一方、政府・民主党間で検討中の参院選マニフェストの議論では、「財政健全化にしっかり取り組むようにとの指摘が、党からも声が強くなっている」とも語り、財源論での一体感を強調し始めたようだ。

 

(ロイターニュース 吉川 裕子)

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