August 9, 2010 / 12:41 AM / 10 years ago

為替こうみる:日銀の対応が焦点、介入は実質的にありえない=みずほ証券 林氏

 <みずほ証券グローバルエコノミスト 林秀毅氏>

 

 円高が進行しているが、今回は日本側の対応に注目が集まっている。米連邦公開市場委員会(FOMC)はMBSの再投資など緩和的政策と出口を両にらみするスタンスがある程度わかっている。きょう、明日の日銀金融政策決定会合で、追加の緩和策を打ち出すかかどうかがポイントになる。

 ドバイショック時も、84円後半まで円高が進んだあと、日銀が新型オペの導入に踏み切ったことがドル/円の下支えになった。今週のドル/円の下値は84.50円とみているが、日銀の追加対応を前提にしている。3─6カ月の金利をより低位安定させるような方策が出てくるかだ。

 今回は日銀の決定会合の直後に連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれるが、互いに政策を相殺しあわないことが大切だ。

 為替介入は実質的にはありえない。ユーロも高くなってきているなど、買われているのは円だけではない。また、日本だけが介入しても実効性は乏しい。

 

            (東京 9日 ロイター)

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