October 25, 2010 / 12:41 AM / 9 years ago

〔外為マーケットアイ〕ドル80円後半で軟調、過去最安値が視野に

〔外為マーケットアイ〕

 <16:25> ドル80円後半で軟調、過去最安値が視野に

 ドルは80.59円付近で15年半ぶりの安値を更新中。欧州勢の参加に伴って、ドル/円の下値は徐々に切り下がっている。

 「早ければきょうにも過去最安値(79.75円)をトライするだろう。遅くても今週中にはトライする可能性が高い。ただ、来月初旬のFOMC(米連邦公開市場委員会)を過ぎれば、ファンドがポジションを手じまい、穏やかにドル高になるとみている」(証券会社)とし、「すでに一部のファンドはドル売りポジションを閉じ始めている」(同)という。

 ドル買い/円売り介入の可能性については、「(ドルの下落に)スピードが出れば、スムージングということで介入できるかもしれないが、現在のスピード感では介入の口実を与えない」(同)との意見が聞かれた。

 ユーロ/ドルは1.4058ドル付近、一時1.4080ドルまで上昇した。

  

 <14:48> ドル80.65円まで下落、15年半ぶりの安値更新

 ドルは80.65円まで下落し、15年半ぶりの安値を更新した。ユーロ/ドルは一時1.4056ドルまで上昇し、4日ぶりの高値圏まで上値を伸ばした。ドル全面安の展開となっている。

 ドル安の背景は、引き続き、米国が追加的な量的緩和を実施するとの見通し。

 

 <13:40> ドル81円付近、トヨタの想定レート修正報道受けた輸出勢の売りが散見

 ドルは81円付近。この日は商業決済が集中する5、10日に当たり、仲値にかけて輸出勢のドル売りがみられほか、トヨタ自動車(7203.T)が2010年度下期の想定ドル・レートを円高に修正するとの報道を受け、他の輸出企業の「諦め的なドル売り」(証券会社)も散見されたという。

 25日付の読売新聞は、トヨタ自動車(7203.T)が、2010年度下半期(10年10月─11年3月)の想定為替レートを、現行の1ドル=90円より10円円高の1ドル=80円に修正する方針を固めたことが24日、分かったと伝えた。

 1ドル=81円前後で推移する円高は当面続くと判断した。これに伴い11年3月期連結決算では、下半期だけで約1500億円の円高による為替差損を追加で織り込むことになるという。

トヨタの広報担当者はこの報道について、コメントできないとしている。

 <12:28> ドル81円に再接近、G20後もドル売り安心感との声も

 ドルは81.03円まで下落。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議声明で、経常収支の数値目標が盛り込まれなかったことで、新興国通貨高/ドル安の流れは今後とも続くとの見方が広がり、ドル売り安心感が広がっているという。

 ユーロは1.4030ドル付近で、一時1.4036ドルまで上昇した。短期筋による仕掛け買いがユーロ高の背景だという。

 

  

 <11:23> ドル81.10円付近、「経常黒字国通貨買い/経常赤字国通貨売り」のテーマも

 

 ドル/円は81.10円付近で弱含み。ガイトナー米財務長官は、経常収支を対GDP比4%以下に抑える数値目標を提案したが、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議声明には盛り込まれなかった。しかし「市場には刷り込まれており、今後の相場形成に影響が出てきそうだ」(外資系証券)との声が上がっている。

 米追加緩和観測を背景に、市場にはすでにドル売り圧力がかかっている。ここに経常収支というテーマが重なることで「ドル売りの反対サイドで、経常黒字国通貨が買われやすくなる可能性がある」(大手銀行)との声も聞かれる。

 三菱東京UFJ銀行金融市場部カスタマーグループ上席調査役、西井謙一氏は「米国が提案した数値目標を市場が先取りして、『経常黒字国買い・経常赤字国売り』がテーマになりそうだ」とみている。西井氏によると、経常黒字はドイツが対GDP比6%、中国は同4.7%、日本は同3%、一方で経常赤字は米国が同3.2%。

 

 <11:00> G20後の人民元の対ドル基準値は1ドル6.6729元、やや元高

 中国人民銀行(中央銀行)は25日の人民元CNY=CFXSCNY=SAECの基準値を1ドル=6.6729元と発表した。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議前の22日の基準値(6.6759元)からはやや元高/ドル安となった。

 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では「市場で決定される為替レートシステムに移行し、競争的な切り下げを回避する」ことで一致。市場では、中国に為替相場の切り上げを促したと受けとめられているが「米国が求めているのは人民元のジャンプアップ。これまでのペースでは不足だということだ。中国はこの圧力に負けず、自国のペースでの緩やかな人民元高という方針を変えないということだろう」(みずほコーポレート銀行マーケット・エコノミスト、唐鎌大輔氏)との声が上がっている。

 

 

 <10:38> ドル81.10円付近で弱含み、幅広くドル売り

 ドル/円は81.10円付近で弱含み。一時81.09円まで下落した。ユーロ/ドル、豪ドル/米ドルなど幅広くドルが売られ、ユーロは1.4022ドルまで、豪ドルは0.9921ドルまで上昇した。リアルマネーやCTAなどがドルを売ったという。

 市場では「米追加緩和観測を手掛かりにしたドル売りの流れは20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議後も変わらない。連邦公開市場委員会(FOMC)でいったんドルの買い戻しが出る可能性はあるが、一時的なものだろう。ドル買いトレンドに転換するとは思えず、ドルの底ばいが続きそうだ」(国内金融機関)との声が上がっている。

 ただ、一方で米追加緩和の織り込みも進んでいる。「市場の焦点は追加緩和をするかしないかではなく、どのくらい緩和するかにあたっている。5000億ドルは織り込み済みで、どの程度上乗せされるかでサプライズ感が変わる。織り込みが進んでいるだけに、要人発言などで緩和の規模が小さければ買い戻しも入りやすい」(国内金融機関)という。

 

 <09:33> ドル81.20円付近、G20受けた人民元などアジア通貨動向に注目

 ドル/円は81.20円付近で弱含み。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、「経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)を反映し、市場で決定される為替レートシステムに移行し、競争的な切り下げを回避する」ことで一致。市場では、中国に為替相場の切り上げを促したと受けとめられており、人民元の動向に注目が集まっている。中国人民銀行(中央銀行)が設定した22日の人民元CNY=CFXSCNY=SAECの基準値は1ドル=6.6759元だった。

 市場では「G20での切り上げ圧力を受けて、人民元のほか、アジア通貨の動向が注目される。人民元高、アジア通貨高が鮮明化すれば、円にも円高圧力として波及する可能性がある」(国内銀行)との声が上がっている。

 

 <09:25> ドル81円前半、月末接近で輸出企業の売り圧力も

 午前9時のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点より小幅安の81円前半で推移している。

 きょうは五・十日にあたるほか、月末接近で輸出企業の売りが出やすくなっており「実需の需給がポイントになる。上値は重そうだ」(国内銀行)という。

 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を通過し「ドル安の流れが続くことが明らかになったが、他方でドル安に対する一定のけん制もかかった。一方向にドルを売りにくいムードも出ており、朝方いったんドルを売ってみたが、続かなかった」(国内銀行)という。

 

 <08:16> ドル81.30円付近、IMM通貨先物でドル売り越しが2週連続減少

 ドル/円は81.30円付近でもみあっている。米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の取組(10月19日までの週)によると、ドルの売り越し額が2週連続で減少した。CFTCとロイターのデータによると、円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダド ル、豪ドルに対するドルの売り越し額は258億ドル。引き続き高水準ながら前週の290億ドルから減少した。ドル売りの手掛かりである連邦公開市場委員会(FOMC)が来週へと近づき、市場では「米追加緩和はかなり織り込んだ。FOMC後、いったんはドルの買い戻しが起きるのではないか」(国内金融機関)との見方は多い。また「FOMC、米中間選挙、20カ国・地域(G20)首脳会議がある11月は、ヘッジファンドなど運用機関にとってターニングポイントになる」(コンサルタント)との見方も出ている。

 

 <07:45> きょうの予想レンジはドル80.90―81.60円、動きにくい

 きょうのドル/円JPY=の予想レンジは80.90―81.60円。米金融緩和観測を背景としたドル安圧力が根強いなか、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を受けて、日本の介入については「米国の本音としては日本と中国の介入の位置づけは異なるだろうが、表だってそうもいいにくいだろう。介入のしにくさは変わらないが、かといって介入しないというわけではない」(みずほ証券グローバルエコノミスト、林秀毅氏)という。このため、ファンダメンタルズ面からは動きにくいなかで、きょうは五・十日にあたることから実需のフローの動向が注目されている。輸出企業の売り圧力が指摘されており、上値期待は持ちにくいとの声が多い。

  

 (東京 25日 ロイター)

 全スポットレート(ロイターデータ)FX= 

 アジアスポットレート(同)<A

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