August 4, 2011 / 8:32 AM / 8 years ago

UPDATE1: 政府は理由なき為替変動あれば介入、当面は政府の姿勢が投機筋に影響=与謝野経財相

 [東京 4日 ロイター] 与謝野馨経済財政担当相は4日午後、政府・日銀が外国為替市場でドル買い/円売り介入に踏み切ったことについて、必要で時宜を得たものだと評価した上で、日本政府は為替が大きな理由もなく変動すれば介入を実施するとの「行動基準を世界に示した」と述べた。円相場の先行きは、欧米など海外要因が左右するとしたものの、当面は政府の姿勢が、円買いを仕掛けようとする投機筋に影響を与えるとの見方も合わせて示した。

 与謝野担当相は「日本経済のファンダメンタルズとまったく関係のない為替の動きは好ましくない」と、最近の円高に否定的な見方を示したうえで、きょうの円売り介入は「必要なことであり、時宜を得たもの」だと指摘。欧米の金融・財政不安で資本の逃避先となった円が上昇した経緯を説明し「これから先のことは諸外国の要因によるところが大きい」としながらも、当面は「為替介入を実施するという政府の毅然たる姿勢が、投機家たちに大きな影響を与える」と述べ、投機的な円高はしばらく抑制されるとの見通しを示した。

 さらに担当相は「ファンダメンタルズに無関係な為替変動は、本来好ましくない」と前置きをした上で、今回の日本の介入は「正当なこと」であり、今後も為替が「大きく理由もなく変動すれば、当然のこととして介入するという、政府の行動基準を世界に示したものだ」と話した。ただ、為替が「どの水準にあるべきかは誰もわからない」とも述べ、「これは円高なのか、外国の通貨安なのかとの問題もある。G7(主要7カ国)やG20(20カ国・地域)などで、今後の為替動向は国際的な課題としてよく話し合う必要がある」との考えも示した。

 日銀がきょうの金融政策決定会合で、資産買い入れの基金を10兆円増額し追加緩和を決めたことには「量的緩和に大きく貢献する」と評価。「政府と日銀はよく連絡し、情報を交換し、政策の話もしている。突然(円高対策として為替介入と追加緩和を)同時にやったわけではない」と述べ、政府・日銀が一体となって円高阻止に動いたと強調した。

 (ロイターニュース 基太村真司;編集 田中志保)

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