February 1, 2007 / 7:27 AM / 13 years ago

UPDATE2: コニカミノルタ<4902.T>の4─12月期営業益、多機能複写機がけん引し過去最高

 [東京 1日 ロイター] コニカミノルタホールディングス(4902.T)が1日発表した2006年4─12月期連結営業利益は、前年同期比6.5%増の703億円だった。9カ月ベースでは過去最高。欧州を中心に主力のカラー多機能複写機の販売が好調に推移した。欧州で好調なぶんユーロ高/円安も追い風となり、為替が営業利益を93億円押し上げた。

 会見した松本泰男常務は「巡航軌道に乗ってきた。(多機能複写機の)カラー化戦略が実を結んだ9カ月決算だった。十分満足いく状況」と語った。

 4─12月期の売上高は前年同期比6.1%減の7445億円、経常利益は同8.5%増の698億円、純利益は同約2.8倍の401億円だった。売上高が減収となったのは、昨年度から順次終了させているフォトイメージング事業の売り上げが縮小しているため。純利益の増益幅が大きいのは、昨年度はフォトイメージング事業終了に伴う特別損失が発生していたため。

 部門別では、主力の情報機器事業の営業利益が同19.2%増の546億円。多機能複写機の販売が拡大し、数量ベースで前年同期に比べて16%増加した。そのうちカラー機は同40%増。欧州がけん引し、同地域に限ると販売台数は同57%伸長した。日本国内では同25%、米国では同5%増加した。モノクロ機はアジアを中心に同4%の増加だった。

 液晶パネル用部材などオプト事業の営業利益は同14.5%増の149億円。偏光保護フィルム(TACフィルム)の販売数量が前年同期比31%増加した。TACフィルムは競合他社も生産能力を増強したため、10─12月期に一時的に供給過剰となったが、松本常務は「ほぼ底を打った。第4・四半期(1─3月期)に入ってからは回復基調にある」と語った。

 07年3月通期の業績見通しは従来予想を据え置き、連結営業利益を965億円のままとした。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト14人の予測平均値985億円を下回った。

 松本常務は、昨年12月に発行した転換社債700億円の使途に言及。当面は借入金の返済に充当し、新たに資金調達する余力をつくることで、M&A(合併・買収)を含め新規事業の創出などに取り組んでいきたいとの認識を示した。

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