April 26, 2007 / 11:34 PM / 12 years ago

貯蓄率低下してもリスクマネー有効活用すれば成長率に貢献=福井日銀総裁

 [東京 25日 ロイター] 福井日銀総裁は25日、都内で「家計の生活経営が切り開く日本の新時代」というテーマで講演、その中で家計部門の金融資産が約1500兆円という膨大な額に達しており、「家計が最終的な資金の出し手として重要な役割を担っている」と述べた。また、近年は団塊の世代が定年を迎え、退職金を含めた団塊マネーの行方にも注目が集まっていると語った。

 1500兆円の内訳は5割が現金・預金であり、株式・出資金や投資信託といったリスクマネーの割合は15%にとどまっており、米国の45%に比べると非常に低いと指摘。「日本ではリスクマネーとして活性化され得る潜在的な力がまだかなり眠っている」とした。近年、家計の貯蓄率は3%前後まで低下し、米国に次ぐ低水準となっているとした上で、福井総裁は「貯蓄率の低下が潜在成長力を弱めるとの懸念も聞かれるが、貯蓄率が低くても家計部門の金融資産がリスクマネーとして有効な役割を果たせば、経済成長がむしろ高まることも十分あり得る」との見方を示した。

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