May 24, 2007 / 7:46 PM / 13 years ago

PIMCOがブラジル国内債投資を拡大、低金利・レアル高でリターン見込む

 [サンパウロ 24日 ロイター] ドイツ最大の保険会社アリアンツ(ALVG.DE)傘下の米債券運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)は、ブラジルの国内債券への投資を増加させている。同国の金利低下や通貨レアル上昇による高リターンを見込んでいるという。

 約450億ドルの新興国債券を運用しているPIMCOのギエルモ・オセス氏はロイターとのインタビューで、「ブラジル国内市場に長年投資してきたが、2006年後半から国内へのエクスポジャーを実際に拡大している」と語った。

 同氏は「通貨と金利は、非常に良い投資機会」と述べたうえで「それは短期的なボラティリティがない、ということを意味しているわけではなく、それが起これば、われわれは明らかにそれをポジション増の機会として利用する」と語った。

 ブラジル中銀は2005年9月から15回連続の利下げで政策金利を7.25%ポイント引き下げ、現在は過去最低水準の12.5%となっている。クレディ・スイスなどは、政策金利が年内10.5%まで引き下げられ、08年末には9.25%になると予想している。

 オセス氏は「金利(低下局面)は今後もかなり続くと予想しており、より長期の投資対象に焦点を当てる明白な根拠がある」と語った。

 スタンダード&プアーズ(S&P)はブラジルの長期自国通貨建て債務を2ノッチ格上げし、投資適格の「BBB」とした。PIMCOは、長期外貨建て債務も08年には投資適格級に格上げされると予想している。

 PIMCOはまた、新興国債のリスクスプレッドが縮小するなか、他の新興国市場の国内債券や社債への投資も増加させている。

 JPモルガン・エマージング市場債券指数(EMBI+)11EMJによると、新興国市場債券と米国債との利回り差であるスプレッドは23日、過去最低水準の148ベーシスポイント(bp)をつけた。24日は151bpで推移。

 ベネズエラ、コロンビア、フィリピンなどは国外向け債券の償還を前倒ししており、流通している債券は減少している。

 オセス氏は「国内商品への投資に一段と積極的になっている。国外向け債券を取得する機会は少なくなった」と述べ、今後国外向けに関しては見通しは変わらないか、もしくはソブリンに関しては国内市場ほどの投資機会を見つけるのが困難になるとだろう、との見方を示した。

 

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