Reuters logo
UPDATE1: インフレが米経済の主要リスク=クロズナーFRB理事
2007年6月1日 / 10:35 / 10年前

UPDATE1: インフレが米経済の主要リスク=クロズナーFRB理事

 [アテネ 1日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のクロズナー理事は1日、国際金融協会(IIF)春季会合で講演し、米経済は第1・四半期に減速したが、2007年のうちに上向くはずだと指摘、米経済の主たるリスクは依然としてインフレだとの認識を示した。

 同理事は「インフレ見通しのリスクは主に上向きだと考えている」と指摘。「資源利用率は高水準で、引き続きインフレに上昇圧力を加える可能性がある。当然、原油高、また今後一段の上昇の可能性も、インフレの上振れリスクとなる」と述べた。

 第1・四半期の米国内総生産(GDP)改定値は、前期比年率0.6%増と、昨年第4・四半期の2.5%から減速したが、クロズナー理事は景気の減速は一時的だと指摘。

 「第1・四半期の経済活動は縮小したが、これは(輸出減少、在庫投資減少、防衛支出縮小など)一時的である可能性が高いとみられる要因が一因だ」と述べた。

 同理事は、最近の指標をみると、住宅市場は今後数四半期、景気の足を引っ張るだろうと予想。住宅市場が依然として経済成長のリスクであることを認めた。

 ただ、サブプライムローン(信用度の低い顧客への融資)問題が経済に深刻な影響を及ぼすことはないとの考えは示した。

 設備投資については見通しが明るくなったと指摘。個人消費も、好調な雇用市場を背景に予想を上回る可能性があると指摘した。

 インフレリスクについては「生産性が基調的に減速する可能性についても、引き続きリスクとして監視していく」と発言。労働市場のタイト化もインフレリスクだが、米国企業は利益を出しており、「少なくとも当面は」単位労働コストの上昇を吸収できるだろうと述べた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below