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UPDATE1: 5月中国CPIは2年3カ月ぶり高水準、食品価格の高騰で
2007年6月12日 / 04:39 / 10年後

UPDATE1: 5月中国CPIは2年3カ月ぶり高水準、食品価格の高騰で

 [北京 12日 ロイター] 中国国家統計局が12日発表した5月の消費者物価指数

(CPI)は前年同月比3.4%の上昇と、2年3カ月ぶりの高水準となった。豚肉など

の食品価格が高騰し、4月のプラス3.0%から上昇が加速した。

 食品以外の価格は同1.0%上昇と引き続き抑制されたが、エコノミストは今回の数字

を受けて、実質金利がマイナス圏に一段と低下するのを防ぐため、利上げの可能性が高ま

ったとみている。

 ゴールドマン・サックスは顧客向けノートで「インフレリスクの高まり、実質マイナス

金利を考えると、今後数カ月で一段の引き締めがあるとみられる」と指摘。

 5月のCPIはロイターがまとめたエコノミスト予想3.4%上昇と一致したが、投資

家が追加利上げ観測を織り込みはじめ、上海総合株価指数.SSECは前場終了前に1.5%

下落した。

 

 消費の3分の1を占める食品の価格は前年比8.3%上昇、なかでも肉類は同26.5

%上昇した。

 豚肉の価格は先月、病気が流行したことや飼料用トウモロコシが値上がりしたことなど

を背景に高騰し、温家宝首相が同国北西部の豚肉市場を訪れて関心の高さを示した。

 中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は、5月のCPIを見た後で今年に入って3回

目となる利上げを行うかどうかを決めるとしていた。

 INGのティム・コンドン氏は「インフレが当局の設定する3%という最終的なライン

を長く上回っているようであれば、当局は供給不足からくるインフレにも反応することを

われわれは知っている。従って5月のような月があと数カ月も続けば、利上げがあると予

想する」と述べた。

 中国社会科学院のエコノミスト、易憲容氏は「人民銀行による追加利上げは避けられな

いだろう。実質金利は現在、およそマイナス1%であり、少なくともその分だけ、金利を

引き上げる必要がある」と語った。

 (%、前年比)

 ___2007________________ __2006____________________________

 5月 4月 3月 2月 1月 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月

 3.4 3.0 3.3 2.7 2.2 2.8 1.9 1.4 1.5 1.3 1.0 1.5

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