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米経済が勢いを取り戻す可能性は高い=IMF専務理事
2007年6月19日 / 22:04 / 10年後

米経済が勢いを取り戻す可能性は高い=IMF専務理事

 [トロント 19日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)のラト専務理事は19日、住宅市場の調整や軟調なビジネスセクターによる足かせが緩和されるなか、米経済が勢いを取り戻す可能性が高いとの見方を示した。

 ラト専務理事は講演用原稿で、米住宅市場の状況が「一段と不透明」としたうえで、サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手への住宅融資)市場の問題にともなう影響が限定的とみられるとし、「米経済見通しは良好と考えている」と述べた。

 世界金融市場については、投資家のリスクに対する姿勢を懸念しているとした。とりわけ、主要国の金融政策の変化が投資家のリスク志向を変化させ、これが市場でどのように展開されるかが懸念される、とした。「利回りの追求や一段と容易なリスク転嫁に一部支えられ、金融市場では一見リスク志向が高まっているようにみられる」と指摘。「ただ、リスク志向の一般的な変化よりは、市場がリスクに無警戒であることをより懸念している」と語った。

 さらに、リスク移転市場の急速な発展を背景に、一部の貸し手が信用リスクについて無警戒になっている可能性があると指摘。「信用リスクが移転されることを理解しているが、だれに移転されるか、リスク保有者がリスクを完全に理解しているのか、リスクを注意深く管理できるかは、しばしば不明だ」と述べた。

 専務理事はまた、規制当局に対し、ヘッジファンドや、大規模なプライベートエクイティによる買収急増に伴うリスクへの監視を、より強化することを要請した。

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