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米雇用統計こうみる:米金利上昇は円債に悪材料、10年2%のカベは維持=みずほ証券 上野氏
2007年7月8日 / 22:50 / 10年後

米雇用統計こうみる:米金利上昇は円債に悪材料、10年2%のカベは維持=みずほ証券 上野氏

 <みずほ証券 チーフマーケットエコノミスト 上野泰也氏>

 米6月雇用統計で、非農業部門雇用者数は13万2000人の伸びとなり、4・5月分は計プラス7万5000人の大幅上方修正となった。だが、非農業部門雇用者数を6か月移動平均でみると昨年9月がピークという状況自体に変わりはない。注目の失業率は4.5%で横ばいと発表されたが、下3ケタ計数でみると3か月連続で上昇、6月は4.529%に達した。ゆっくりとだが着実に米雇用は減速中とみられる。

 雇用統計発表直後の米国市場の反応は債券安・株安・ドル高だったが、株価はその後上昇に転じた。今回の雇用統計の結果と米長期金利上昇は、週明けの国内債券相場にも当然ネガティブな材料となる。米国リスクを注視する日銀からすれば、利上げに向けてひとまず安心材料だろう。だが、米雇用統計への警戒感を背景に事前からすでに売られていたことからみて、国内債券相場が下押す度合いは限定的とみる。10年債利回りについて言えば、「2%のカベ」は、今後も維持されるだろう。

 

 (東京 9日 ロイター)

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