[北京 19日 ロイター] ゴールドマン・サックスは19日、2007年の中国の国内総生産(GDP)伸び率見通しを従来の10.8%から12.3%に上方修正した。また、見通しへのリスクは上向きだと述べた。
中国国家統計局は19日、第2・四半期のGDP伸び率が前年比11.9%になったと発表。エコノミスト予想の同10.8%を大きく上回った。
ゴールドマンは国家統計局による発表の後に、見通しを上方修正したことを電子メールの声明で明らかにした。
仮にゴールドマンによる2007年の中国GDP伸び率の予想が正しいとすれば、今年のGDP伸び率は1994年以来の高水準を記録することになる。
ゴールドマンは2008年のGDP伸び率見通しも従来の10.0%から10.9%に引き上げた。