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UPDATE1: 第2四半期の中国GDPは11.9%に加速、6月CPIは33カ月ぶり高水準
2007年7月19日 / 04:18 / 10年後

UPDATE1: 第2四半期の中国GDPは11.9%に加速、6月CPIは33カ月ぶり高水準

 [北京 19日 ロイター] 中国国家統計局が19日発表した2007年第2・四半

期の国内総生産(GDP)伸び率は前年比11.9%と、エコノミスト予想を上回った。

投資増や過去最高となった貿易黒字が成長を促した。

 これにより、中国経済成長率が5年連続で2けた台となり、世界第3位の経済として近

くドイツを追い抜く可能性が高まった。

 第2・四半期のGDP伸び率は、第1・四半期の11.1%から加速。エコノミスト予

想の10.8%、06年第2・四半期の11.5%をそれぞれ上回った。

 6月の消費者物価指数(CPI)は33カ月ぶりの高水準となる前年比4.4%で、前

月の3.4%から上昇。アナリスト予想の3.5%を大きく上回った。07年上期の食品

価格は、豚肉や卵、穀物価格の高騰を背景に、前年比7.6%上昇。食品を除くCPI上

昇率は引き続き低くとどまったが、CPIの力強い伸びを受け、中国人民銀行(中央銀行)

に対して今年3回目となる利上げを求める圧力が強まるとエコノミストはみている。

 スタンダード・チャータード・バンクのエコノミスト、TAI HUI氏は、当局に対して戦略

見直しの圧力が高まると指摘。

 ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(香港)のエコノミスト、ベン・

シンプフェンドーファー氏は、20日にも利上げが行われる可能性があるとし「鉱工業生

産の伸びも非常に高く、経済の拡大ペースが加速していることが示された。中国は対応を

迫られる。0.27%ポイントの利上げを予想する」と述べた。

 6月の鉱工業生産は前年比19.4%上昇、6月の小売売上高は前年比16.0%増加

した。

 上期の総固定資産投資は前年比25.9%増、6月の都市部固定資産投資は前年比

28.5%増となり、政府の投資抑制策の効果がほとんど表れていないことが示された。

 国家統計局は「とりわけ、不均衡な国際収支や食品価格の高騰、エネルギー消費と環境

汚染の抑制に対する圧力などにおいて、経済の体系的かつ構造的な問題は依然として顕著

だ」と指摘。中国政府は急速な成長を抑制するため経済に対する管理を強めるとした。

 国家統計局の発表の詳細は、以下の通り。

 (単位:%、前年比)

GDP 上期 Q2 予想 (Q2) Q107年 2006年 Q406年 Q306年 Q206年

11.5 11.9 10.8 11.1 11.1 10.4 10.6 11.5

上期 Q2 6月 予測 (6月) 5月

 消費者物価指数 3.2 N/A 4.4 3.5 3.4

 生産者物価指数 2.8 N/A 2.5 2.9 2.8

 都市部固定資産投資 26.7 N/A 28.5 26.0 25.9

 総固定資産投資 25.9 N/A xx.x N/A N/A

 鉱工業生産 18.5 N/A 19.4 17.6 18.1

 小売売上高 15.4 15.8 16.0 15.9 15.9

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