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UPDATE1: 中国人民銀行が利上げ、06年4月以来5回目
2007年7月20日 / 12:14 / 10年後

UPDATE1: 中国人民銀行が利上げ、06年4月以来5回目

 [北京 20日 ロイター] 中国人民銀行(中央銀行)は20日、インフレや景気過熱の抑制を狙った利上げを発表した。

 19日発表された第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前年比11.9%。第1・四半期の11.1%から加速し、11年半ぶりの高成長となった。

 人民銀行は、1年物の貸出基準金利および預金基準金利を0.27%ポイント引き上げると発表した。

 これにより1年物の預金基準金利は3.06%から3.33%に、貸出基準金利は6.57%から6.84%に上がる。新金利は21日から適用される。

 今回の利上げについてエコノミストから驚きの声は出ていない。

 バンク・オブ・アメリカ(ロンドン)の為替ストラテジスト、カマル・シャーマ氏は「まさに市場の予想通りだ」とし「最近発表された中国の経済指標は極めて力強いもので、中国が何もしないほうがサプライズだった。依然として一段と利上げが行われる可能性が高い。人民元相場を動かさないのであれば、成長を抑制するための最善策は国内の金融政策だ」と述べた。

 利上げは、2006年4月27日以来、5回目となる。人民銀行は、銀行の預金準備率も2006年6月から8回引き上げている。

 人民銀行は、ウェブサイトに公開した声明で「今回の金利調整は、信用や投資の伸びを妥当なものに誘導すること、インフレ期待の調整および安定化、全般的な物価水準の基本的安定を維持するのに役立つ」としている。

 今回は、2002年2月以来初めて当座預金金利も0.72%から0.81%に引き上げた。

 エコノミストが利上げを予想していた理由の一つに6月の消費者物価指数(CPI)上昇率が4.4%と2年9カ月ぶりの高い上昇率だったことがある。

 インフレがそこまで進行すると預金金利は実質マイナスとなってしまい、市民が銀行の預けてある金を株式市場にシフトさせる誘因となる。

 前回の利上げは5月18日。この時は、貸出基準金利を0.18%ポイント、1年物預金基準金利は0.27%ポイント引き上げた。同時に銀行の預金準備率を引き上げ、人民元の変動幅を拡大させている。

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