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UPDATE1: シンガポール金融管理局、物価上昇への懸念表明
2007年7月25日 / 05:29 / 10年後

UPDATE1: シンガポール金融管理局、物価上昇への懸念表明

 [シンガポール 25日 ロイター] シンガポール金融管理局(MAS)は25日、年次報告書を公表し、物価上昇への懸念を示した。

 金融政策については、シンガポールドルの「緩やかで段階的な」上昇を誘導する現行の政策スタンスを維持する方針を示した。

 シンガポールでは6月のインフレ率が1年ぶりの高水準となった。

 MASは不動産価格の上昇を注視すると表明。消費者物価指数(CPI)への「警戒を維持」する方針を示した。

 会見したMASのヘン・スウィーキート長官は「CPI上昇率は、年間を通じてMASの予測である0.5─1.5%のレンジ内で推移する見通しだ。ただし、レンジの上半分で推移するとみられる。MASは経済のコストと物価の動きを注視する」と述べた。

 来年のCPI上昇率は1─2%と予想。不動産価格上昇の二次的な影響や、不動産市場に「多額の投融資」をしている銀行部門に注目する方針も示した。

 シンガポールでは、金利ではなく、シンガポールドルの実効為替レートを操作することで金融政策を調節している。実効為替レートの対象通貨や目標水準は公表されていない。

 シンガポールドルは、MASが今後も自国通貨高を容認するとの見方から、前日に10年ぶりの高値をつけた。

 MASは、今年のシンガポールの国内総生産(GDP)伸び率見通しを5─7%に据え置くことも明らかにした。

 輸送、エンジニアリング、バイオ医療、サービス産業がけん引役になる見通し。

 年次報告書は「ショック要因がない限り、今年のシンガポールのGDP伸び率は5─7%となる見通しだ」と指摘。

 石油リグや医薬品などの需要が強い半面、製造業の柱であるハイテクは、半導体の過剰在庫などの影響で依然低迷しており、年末まで回復は期待できないとの見方も示した。

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