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07・08年世界成長率見通しを引き上げ、新興市場国の成長加速で=IMF
2007年7月25日 / 17:52 / 10年前

07・08年世界成長率見通しを引き上げ、新興市場国の成長加速で=IMF

 [ワシントン 25日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)は25日、2007・08年の世界成長率予想を、4月時点のプラス4.9%からプラス5.2%に引き上げた。中国、インド、ロシアでの経済成長が加速しているほか、米成長も勢いを取り戻しているもようと指摘した。

 IMFは改定見通しのなかで、サブプライムローン(信用度の低い借り手への住宅ローン)問題によるクレジット市場の状況悪化が金融市場にリスクをもたらしているものの、現時点で被害は「おおむね抑制されている可能性が高い」ようにみられる、とした。

 07年の中国の成長率については、4月時点での予想であるプラス10%から11.2%に引き上げた。IMF調査局のチャールズ・コリンズ副局長は、輸出や投資の力強い伸びに、国内消費の伸びが伴っているとし、中国、ロシア、インドを合わせた成長の伸びが、上方修正された世界経済全体の伸び予想であるプラス5.2%の半分以上に寄与していると述べた。

 ただ、エネルギー価格高や商品価格の上昇、ひっ迫する労働市場などを背景に、インフレ圧力が世界的に高まっているリスクがあると警告。各国中銀が現在、4月時点に比べ、金融引き締め政策を実施する可能性が強まっている、と指摘した。

 また、サブプライム問題に誘発されたクレジット市場におけるボラティリティにより、世界の金融市場でのリスクが高まっていることについても言及した。投資家によるレバレッジローン投資への志向が弱まり、銀行の融資やレバレッジド・バイアウト(LBO)の引き受けを圧迫する可能性があるとした。

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