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トリシェECB総裁の講演要旨
2007年9月7日 / 08:48 / 10年後

トリシェECB総裁の講演要旨

 [フランクフルト 7日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は7日、フランクフルトの会合で講演した。以下は、主な発言内容。

 

 <インフレ期待の抑制>

 

 とりわけ市場のボラティリティが高い時には、インフレ期待をしっかり抑制することが、信頼感を再構築・強化するうえでわれわれが活用できる最も貴重な資産の一つであり、それがや

がて金融市場が正常な機能を取り戻すことにつながる。

 

 <市場の不透明感>

 

 振り返ると、市場の予想はわれわれの予想と一致していた。

 前日に申し上げた通り、理事会を代表して申し上げるが、われわれの金融政策スタンスは依然、緩和気味で、物価安定に関する中期的見通しには上振れリスクがある。

 また、最近数週間みられている金融市場のボラティリティやリスク再評価の動きが、不透明感を高めたとも申し上げた。不透明感の高さを考慮すると、中期的観点に立ったわれわれの金融政策戦略上、あらたな結論を出す前に追加情報を収集し、新たなデータを検討することが適切である。

 

 <タイムリーで断固たる行動>

 

 とはいえ、われわれの「継続的、安定的警戒」や、将来必要な場合に行動するとの決意は、誰の目からも疑いないものだ。

 タイムリーに断固たる行動をすることで、中期的物価安定に関するリスクが顕在化させず、中期的インフレ期待も物価安定と合致する水準に維持していく。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
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