[ニューヨーク 3日 ロイター] 米格付け機関スタンダード&プアーズ(S&P)は3日、米住宅金融会社ソーンバーグ・モーゲージTMA.Nの長期カウンターパーティー格付けを「Bマイナス」から「SD(選択的債務不履行)」に下げた。ソーンバーグが、あるカウンターパーティーとのリバースレポ契約がデフォルト(債務不履行)になっていることを明らかにしたことを受けた措置。
ソーンバーグは3日、急増する追加担保差し入れ要求に応じられていないと発表。同社が破産申請する可能性が浮上した。
カウンターパーティー格付けは、債務の返済に応じられる能力を示すもので、ソーンバーグの場合、ジャンク(投機的投資)等級で上から6番目の「Bマイナス」だったのが「SD」に下げられた。
ただし、今回、「SD」格付けはカウンターパーティー格付けのみにとどめ、シニア無担保債務および優先株は格下げする方向で「クレジット・ウォッチ」の対象に指定した。
S&Pは、ソーンバーグは、モーゲージ資産への投資が敬遠されるに伴い、昨秋以降、追加担保差し入れを要求されるケースが増えた、と指摘。「市場価格の下落が続いており、われわれは、同社が追加担保差し入れ要求に応じられるか、懸念している」としている。