[ワシントン 29日 ロイター] 米司法省によると、アラスカ州のテッド・スティーブンス上院議員(共和党)が29日、25万ドルを超える贈答を受けた事実を隠していたとして、連邦大陪審に起訴された。贈答には、石油関連会社による自宅改装などが含まれているという。
同議員は、40年にわたって上院議員を務めたベテラン。2001─06年の間に上院規則による資産報告で虚偽の報告を行ったとして、起訴された。
同議員は起訴事実を否定しているが、共和党の規則に従い、上院商業委員会と国防歳出小委員会のメンバーから外れると表明した。ただ、上院議員を辞職する考えは示唆しなかった。
同議員は「私は起訴事実について無実であり、それを証明したい。米上院議員として、意識的に虚偽の報告を提出したことはない」と述べた。
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