August 28, 2008 / 4:34 AM / 12 years ago

アジア通貨動向(28日)=シンガポールドルとリンギが上昇、バーツは政局不安で下落

 [シンガポール 28日 ロイター] 28日午前のアジア通貨市場では、米ドル下落を背景にシンガポールドルSGD=とマレーシアリンギMYR=が引き続き上昇。一方、タイバーツTHB=THは、反政府勢力による首相府占拠など国内問題を嫌気してやや下げている。

 シンガポールドルは一時、0.4%高の1米ドル=1.4125シンガポールドルまで上昇。26日につけた7カ月ぶりの安値からの回復が続いている。

 トレーダーは「シンガポールドルはドル安を受けて上昇した。シンガポールの多くの銀行が昨夜、1米ドル=1.42シンガポールドル前後の水準で米ドルを売っていた」と述べた。

 別のトレーダーは、28日発表された第1・四半期の豪民間設備投資が予想を上回ったことが豪ドルAUD=相場を押し上げ、対米ドルでのシンガポールドルの上昇を後押ししたと指摘した。

 欧州中央銀行(ECB)当局者による前日の発言でECBの利下げ観測が後退したことを受けて、米ドルは対ユーロEUR=で6カ月ぶりの高値から下落した。

 マレーシアリンギMYR=は0.3%上昇し1ドル=3.3720リンギ。野党勢力指導者のアンワル元副首相がペナン州プルマタンパウ選挙区の下院補欠選挙で当選したことを受けて、地合いが改善した。

 半面、タイバーツTHB=THは1ドル=34.09バーツと0.2%下落している。政局の混乱が重しになっている。タイでは反政府勢力が首相府を占拠、首相の最後通告にもかかわらず退去を拒んでいる。

 フィリピンペソPHP=は、1ドル=45.73ペソと、ほぼ変わらずで推移している。中央銀行のこの日の政策決定が注視されている。

 ロイター調査によると、フィリピン中銀はインフレに対応するため、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げる見通し。

 マニラのあるトレーダーは「ペソはきのう、1ドル=46.13ペソから上昇を始めた。今朝も一時、強含む場面があった」と述べた。

 

 *0255GMT(日本時間午前11時55分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。

 

 シンガポールドル      1.4130

 台湾ドル        31.495

 韓国ウォン      1081.80

 タイバーツ      34.02

 フィリピンペソ   45.73

 インドネシアルピア  9158.00

 インドルピー     43.74

 マレーシアリンギ    3.3770

 人民元      6.8276

 

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