Reuters logo
UPDATE1: 金融政策、しばらく引き締め気味のスタンスが必要な可能性=豪中銀議事録
2008年9月16日 / 02:45 / 9年後

UPDATE1: 金融政策、しばらく引き締め気味のスタンスが必要な可能性=豪中銀議事録

 [シドニー 16日 ロイター] オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は16日、9月2日の理事会の議事録を発表し、景気が必要以上に急減速するリスクを回避するために先の利下げを実施したが、17年ぶり高水準にあるインフレ率を引き下げるため、金融政策は依然引き締め気味のスタンスがしばらく必要な可能性があるとの認識に達したことを明らかにした。

 議事録によると、理事会は金融状況の引き締まりが個人消費や信頼感を圧迫する半面、オーストラリアの資源に対するおう盛な需要が企業の投資と利益を押し上げており、経済には相反する力が作用していると分析。コアインフレ率が4.4%と、目標レンジの2─3%を大きく上回っており、鈍化するまでしばらく時間がかかることを考慮すれば、緩和が早過ぎるリスクがあると認識した。ただ一方で、「かなり引き締め気味に設定されている政策をある程度緩和するのを長く待ち過ぎるリスクも存在」し、「そうなれば需要が必要以上に急激に落ち込む可能性がある。インフレ緩和のピッチは速まるが、経済的コストも大きくなる」との結論に達した。

 中銀は2日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを0.25%ポイント引き下げ、7.00%とした。利下げは7年ぶりだった。

 

 理事会は、高インフレ率が利下げを急ぎ過ぎるべきでないことを示唆しているとも警告。議事録は「インフレ率が目標水準と一致するまでにはかなり下落する必要があるため、政策はしばらく引き締め気味のスタンスが必要な可能性がある」としている。

 ただ今週末までは、豪中銀が10月の次回理事会で再び利下げに動く可能性は低いとみられていたが、米リーマン・ブラザーズLEH.Nの経営破たんを背景とした15日の国際金融市場の動揺を受け、市場では25ベーシスポイントの10月追加利下げを完全に織り込む動きが見られた。

 

原文参照番号[nSYC000130](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nSYC000130]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below