October 16, 2008 / 7:48 AM / 10 years ago

WRAPUP2: UBS<UBSN.VX>に公的資金注入、クレディ・スイス<CSGN.VX>は民間から資金調達

 [チューリヒ 16日 ロイター] スイス銀行最大手UBSUBSN.VXは16日、スイス政府から総額60億スイスフラン(53億ドル)の資本注入を受けると発表した。また第2位のクレディ・スイス・グループCSGN.VXは同日、カタール投資庁傘下企業などから約100億フランの資本を調達したと発表。金融危機を乗り越えるための資本増強に乗り出した。

 

 UBSはスイス政府による強制転換債券の購入という形で公的資金の注入を受ける。さらに、スイス国立銀行(中央銀行、SNB)が設立する不良資産処理機関に、塩漬けになっている600億ドルの不良債権を移管する予定。

 UBSは声明を出し「これらの措置によりUBSは流動性がなくなっている資産が将来にもたらす可能性のある損失を封じ込めるとともに、長期的な資金調達を確保できる。またリスクの高い資産を減らし、財務状態を健全化することができる」と述べた。

 UBSは既に総額420億ドルの不良資産評価損を計上。大幅な雇用削減策を打ち出し経営の再建に乗り出している。公的資金注入とは別に300億ドルの資本も調達している。

 一方クレディ・スイスは、カタール投資庁の傘下企業などから、株式の新規発行や強制転換社債の発行により約100億フランの資本を調達し、中核的自己資本比率(Tier1)が上昇したと発表した。

 クレディ・スイスは第1・四半期に53億フランの不良資産評価損を計上したのに続き、9月にも約24億フランの評価損を計上。第3・四半期は約13億フランの純損失を計上している。

 

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