November 14, 2008 / 8:03 AM / 12 years ago

アジア通貨動向(14日)=インドネシアルピア<IDR=>が下落、全般はまちまち

 [シンガポール 14日 ロイター] 14日のアジア通貨市場では、引き続きインドネシアルピアIDR=に対する売り圧力が高まっている。インドネシアが先に外貨の流出を規制する措置を導入したものの、ルピアが今後一段と下落するという投資家の不安を和らげる効果はなく、かえって懸念に拍車がかかっているという。

 ただ、米国の失業保険申請件数の増加やドイツのリセッション(景気後退)を裏付ける指標が発表されたにもかかわらず、一部の通貨は株式市場の回復を受けて堅調に推移し、全般にはまちまちな動きを示している。

 シンガポールドルSGD=、韓国ウォンKRW=、インドルピーINR=INが対米ドルで軟化する一方、フィリピンペソPHP=、マレーシアのリンギMYR=は小幅ながら上昇している。

 ルピアは1.5%下落して1米ドル=1万1675ルピア。前日には一時、1万2000ルピアまで下落する場面があった。

 リスク回避の動きで既に下げ基調にあったルピアは、インドネシア中央銀行が今週、外国通貨の購入額が米ドル換算で10万米ドルを超える場合は実際に取引を行わなくてはならないとする規制を導入した後、新たな売り圧力にさらされている。

 新たな規制が導入されたことを受け、中銀がインドネシアからの巨額の投機的資金の流出を食い止めようと、さらなる資本規制を導入するのではないかとの懸念が高まっている。

 モルガン・スンタレーのストラテジスト、スチュワート・ニューナム氏は「資本規制への懸念が台頭したことで、資本の流入が阻害され、逆に資本の逃避は加速するだろう。その結果、ルピアはさらに下落する」と述べた。

 ルピアの年初からの下落率は20%に達している。

 

 *0633GMT(日本時間午後3時33分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は次の通り。

 

 シンガポールドル  1.5136

 台湾ドル      33.065

 韓国ウォン     1399.80

 タイバーツ     34.97

 フィリピンペソ    49.25

 インドネシアルピア 11750.00

 インドルピー     49.46

 マレーシアリンギ   3.5935

 人民元        6.8301

 

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