Reuters logo
UPDATE3: スイス中銀が政策金利を50bp引き下げ、09年はマイナス成長を予測
2008年12月11日 / 09:08 / 9年後

UPDATE3: スイス中銀が政策金利を50bp引き下げ、09年はマイナス成長を予測

 [チューリヒ 11日 ロイター] スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は11日、政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き下げた。

 政策金利であるスイスフランの3カ月物ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の目標レンジは0.00─1.00%となった。

 利下げはこの2カ間ほどの間で4度目。スイス中銀は10月8日、世界の主要中銀との協調利下げの一環で5年ぶりの利下げに踏み切った。

 ロイター調査によると、39人のエコノミストのうち26人がきょうの利下げを予想。21人は50bp、5人は25pbを予想していた。

 エコノミストの間では、今回の利下げで金利水準がゼロに近づくなか、景気下支えに向けた手段が限られてくるとの声も聞かれた。これに対し中銀は、為替市場介入を含め他の措置を検討することは依然として可能と指摘した。

 インフォーマ・グローバル・マーケッツのエコノミスト、Rajel Khambhaita氏は「中銀は当面、金利を据え置く公算が大きいと考える。少なくとも金利面で終わりが近づくなか、量的緩和の選択肢について検討する可能性がある」と述べた。

 スイス中銀のジョルダン理事は、金利がゼロ%になっても景気を刺激する政策が取れないわけではないとした上で、「例えば、マネーマーケットにおける取引の期間を長期化したり、マネーマーケット以外の市場で介入したりすることができる」と述べた。

 スイス中銀はまた、来年の経済成長率が0.5―1%のマイナスになるとの見通しを示したほか、2009年と2010年のインフレ予測をそれぞれ0.9%、0.5%に下方修正した。従来予測は09年が1.9%、10年が1.3%だった。

 そのうえで「インフレ見通しの改善により、SNBにとって政策余地が生まれた。SNBはLIBORの目標レンジをさらに引き下げることで、状況が悪化するリスクを軽減し、経済をサポートすることを目指している」と述べた。

 また、スイス経済は過去数カ月の世界的な経済環境の急激な悪化による影響を強く受けたと指摘、「SNBは引き続き世界経済の動向や、金融・為替市場の動きを注視していく。必要な場合にはさらなる措置を講じる」と述べた。

 

原文参照番号[nLB536081](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nLB536081]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below