August 4, 2010 / 7:47 AM / 10 years ago

アジア通貨動向(4日)=ウォンの上昇続く、他通貨は米統計控え軟調

 [バンコク 4日 ロイター] 4日のアジア通貨は、韓国ウォンが一段と上昇したものの、他通貨は週後半に予定される米雇用関連統計の発表を前に軟調に推移している。

 ここ数週間、米国で弱い内容の経済統計が相次ぎ、米ドルは対円で下落している。

 韓国ウォンKRW=は、ソウル株式市場.KS11が海外市場の軟調につれて推移し、外為当局によるドル買い介入への懸念が根強い中、一時上昇した後にやや下落するという最近パターン化している値動き。

 一部ディーラーは、当局によるドル買い介入があったと指摘したが、多くのディーラーは介入は見られなかったとしている。

 ウォンKRW=KFTCは1米ドル=1168.7ウォンと、前日終値の1171.6ウォンから上昇。一時、120日移動平均の1166.0まで上昇する場面もあった。

 国内銀行のディーラーは「前日の介入を受け、多くの投資家が1170ウォンを下回る水準でドルのショートカバーを行っている」と指摘した。

 リンギMYR=は約0.3%下落し、1米ドル=3.1620リンギ。薄商いのなか、アジア株の下落が圧迫要因となった。米国のADP雇用データの発表を控え、最近の上昇を受けた一服局面となった。

 あるディーラーは「ADPデータの発表を控え、ドルのショートカバーに注目が集まっている。アジア株もさえない動きで、7月の米雇用統計が発表されるまでは、リンギは3.1550―3.1850リンギのレンジで値固め局面となりそうだ」と述べた。

  NDF市場ではリンギが全般に軟化し、ドル/リンギの1カ月物NDFMYR1MNDFOR=は前日終値の3.1605リンギから3.1700リンギに上昇した。

 ドル/人民元のNDFは横ばい。トレーダーは、ドル安の行方と人民銀行による基準値設定に注目している。人民銀行がこの日発表した基準値は6.7715元と、切り上げ後の最高水準となった。

 ドル/人民元の1年物NDFCNY1YNDFOR=は6.6760元で、前日の6.6720元から若干上昇。これは、今後12カ月で人民元が1.45%上昇することを織り込む水準。

 バーツTHB=は序盤の取引で1米ド=32.16―18バーツに軟化。最近の上昇を固める展開となっているが、ドル安を背景に依然として強気ムードが広がっている。

 あるディーラーは「市場参加者は現時点で、対ドルでショートポジションを取るのに慎重だ。だが、バーツの中期的な見通しは依然として良好で、32.10バーツが次の抵抗線になっている」と語った。

 *0605GMT(日本時間午後3時05分)時点のアジア各国通貨の対米ドル相場は以下の通り。

 

 シンガポールドル 1.3535

 台湾ドル    31.791

 韓国ウォン   1168.00

 タイバーツ     32.17

 フィリピンペソ  45.19

 インドネシアルピア 8948.00

 インドルピー   46.21

 マレーシアリンギ 3.1700

 人民元       6.7731

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